家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

夜火事

2006-08-21 09:43:16 | Weblog
眠っていたらサイレンの音が聞こえた。

サイレンは移動するが、なかなか消えない。

また別のサイレンが近づき鳴り響いている。

妻が起きだし、しばらくして私を呼びに来た。

「ねぇ 近くで火事みたいよ」

時計を見ると12時である。まだ寝たばかりであった。

二人で屋上に上がった。

ドアから出ると焦げ臭い匂いがした。

歩いて5分くらいの位置に火事現場があった。

消防士の怒鳴り声が聞こえてくる。

炎は既に見えず水蒸気と煙が夜空にモクモクと広がっていた。

まだ駆けつけてくるサイレンの音が聞こえる。

次に現場から離れていくサイレンがあり姿が少し見えた。

救急車だった。

今朝の新聞によるとけが人はなかったようだ。