家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

つい

2006-08-23 09:27:14 | Weblog
コンサートを見に行った。
といっても何某先生門下生のコンサートである。
まだアマチュアであるが中には、ほとんどプロと同等の生徒も居る。
場内は出演する生徒とその家族らしい人々が家族単位や友人単位で座っている。

さて演奏が始まると小さな子供たちの話し声が、なかなか止まない。
注意しようかなと思っているうちに止む。
次の演奏者のときも、また次の演奏者のときも同じであった。
一旦話をし始めると演奏が始まっても、すぐには止められないようだ。
これはいつか注意しなければと思っていた。

次の演奏が始まったとき、今度は子供たちの引率者である大人同士が話をし始めた。
思わず振り返って  「ウルセエナア」   と口走ってしまった。

「静かに」 とか 「シーッ」 とか言いようがあるものを。

その後しばらくの間は静かに演奏を鑑賞できた。

ショパン、モーツァルト、リスト、バッハ、ラフマニノフ。

いずれも名曲ばかり。

ただ私の発した品のない言葉が自分自身の気持ち良さに水をかけてしまった。