家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

スミレの花咲く頃

2014-04-10 07:04:45 | Weblog
我が春野の家の周りは今スミレの花が咲き誇っている。

植えたわけではない。

溝と道路の舗装の隙間や駐車場のコンクリートの割れ目から生えている。

紫色が暖かくなった陽の光に輝いている。

新緑の緑色と紫色が、こんなに似合うなんて。

宝塚歌劇団の演出家でスミレの花咲く頃を作詞した白井鐵造氏は春野出身で白井鐵造記念館が我が家と気田川を挟んだ対岸にある。

彼の脳裏には今のこの季節のスミレがあったのだと感じる。

また最近白井鐵造記念館の敷地内にある春野文化センターでスミレ展が催されたばかりだ。

植えてもいないスミレが春野には勝手に至るところに生えているのだから、いかに多くのスミレが生えているのかが知れる。

白井鐵造氏と同じ幸せを感じられてありがたく思う。

きっと澄んだ空気の中の、この暖かい陽光も浴びていたに違いない。