家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

妻の訪れているパーマ屋さんに二度目

2016-01-05 17:42:35 | Weblog
妻の訪れているパーマ屋さんに向けて二度目の歩行をした。

ちょうど丸2年前にも行ったことがある。

出かける前に妻からメールが来た。

「今日は混んでいる。先客が3人もいる」とのことだった。

妻は髪を染めるしカットもする。

これはノンビリ行けるな、と感じた。

今回は天竜川の河原にあるサイクリングロードを利用した。

我が家を、ほぼ真っ直ぐに東に行けば40分で天竜川に突き当たる。

そこから堤防を下りて河原に出る。

車の通る砂利道と違いサイクリングロードは細いが舗装路である。

ここで気になったのはテントウ虫とノイバラのローズヒップ。

空には鷹の類がホバリングと旋回を繰り返している。

妻からメールが来た。

1時間半が経過しようとしていた。

「今どの辺?」

私の返信は「まだ天竜川の河原です。もちろん浜松側」

「あとは髪を乾かしてカットに入ります」とも書かれていた。

前回よりも少し遅めのペースで歩いているようだ。

歩き始めて30分で熱くなりセーターを脱いでリュックサックに押しこんだ。

このあたりで持ってきたコーヒーを飲んでおくか。

そしてこのあとの長い橋が待っているからトイレにも寄っておくか。

やっと浜松から磐田につながる橋にたどり着いた。

片側4車線の自動車道の端に軽自動車でも通れそうな歩行者道がある。

ここでメールをしておこうと思った。

歩きながらポチリポチリと文字盤を押す。

その最中に電話が来た。

「今どの辺なの?私は終わったよ」という。

今やっと橋を歩き始めたところだと告げると「遅いねえ」という。

「じゃあ迎えに行くから戻って」と言う。

「ちょっと待てよ橋ぐらい渡らせろよ」と言って橋を越えた先にある公共駐車場で待ち合わせをした。

ここなら隣の市まで歩いたことになる。

地図上では目的地まで11.5Kmで所要時間2時間19分となっているが実際の歩行は7.14Kmで既に2時間かかっている。

目的地に到着したことをメールしてから8分後に妻に拾ってもらった。

先日TV観戦した箱根駅伝の繰り上げスタート。

タスキを繋ぎたいのに、見ている矢先、再スタートが切られた。

こちらはちゃんと歩いているのに「時刻がきたから中止」の感覚が似ているかな。

これは妻に伝えなかった。