家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

小さな土砂崩れ

2018-07-23 09:03:14 | Weblog
先日の大雨で山にある我が家の地域も警報が出た。

自宅にいてTVでそれを見て「何もなければいいが」と願っていた。

雨が止んで早速見に行く。

山道に入ったとたん小さな沢には大量の土砂が押し寄せていることがわかった。

小さな沢でも、その上に通る道路には橋が必要で沢に落ちないようにガードレールが掛けられている。

何本かの沢のうち最も土砂の押し寄せたところは土砂がガードレールを超えて道路に溢れていた。

我が家はというと山の一部が崩れた。

同時に、そこにある杉の木が1本折れてついでに立ち枯れていた2本も折れていた。

枝と少しの土砂が道路に到達していたがY爺さんが、ほとんど片付けてくれてあった。

おかげで道路は何の支障もなく通行できた。

所有者である私としては道路上にある枝や土を全て退ける必要がある。

大した量ではないのだが、ほんの少しずつスコップで一回一回すくっては山側に寄せる。

溝に落ち込んだ土砂もすくい上げて山側に寄せる。

1時間は優に掛かってしまった。

作業が終わりそうな頃Y爺さんが通りかかり、ことの成り行きを教えてくれた。

私は、お礼を伝えて残りの作業を終えた。

道路上に溢れた土砂を地元の土木業者が片付けている横を通って自宅に帰ってきた。

数日後に再び通ると道路上の土砂は、きれいに片付けられて、さらに沢も道路横については深く掘られてあった。

これなら次に土砂が押し寄せても道路まで到達することはあるまいと感じた。

我が家に到達するまでにある、すべての沢がきれいになっていた。

ありがたさと守られている感を覚えた。

もう一度我が家を取り巻く溝の中を見て回る気になった。