家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

立てなくなった

2018-11-08 18:11:42 | Weblog
広い公園を1時間15分歩いた。

私は薄いワイシャツで歩いたが冷たい風が吹き始め、これから歩く人たちはジャケットやウインドブレーカーを羽織っていた。

その後日帰り温泉に行った。

風呂が2系統あり内風呂、露天風呂、サウナなど、それぞれ設備してある。

その一方を出るとき妻と合流して次の風呂に向かう。

浴衣に着替えれば、そのまま館内を歩いて移動できる。

さすがに一旦出て、もう一度入ると、別とはいえ、もう長湯はできない。

休憩所で寝転んで、それぞれの長椅子に備えてあるTVを見ていたら、うたた寝してしまった。

妻に起こされて館を出て帰宅した。

帰宅してすぐにビールで乾杯した。

今日は我々夫婦の記念日なのだ。

お互いに「お陰さま」を伝え合い、今後も楽しく過ごすであろうことを感じた。

エスカルゴを食べ始めた。

コストコで買ってきた冷凍ものだ。

チンして置かれたエスカルゴを一つとって中身を引き出して食べる。

食後の殻を伏せておくと皿にはオリーブオイルとガーリック風味のバジリコが残る。

それをパンですくい取って食べると、その後の赤ワインがとても美味しい。

ワインはビンではなく空気の入らない工夫のされた箱ワインだからついつい飲みすぎてしまった。

最後に口直しとして、もう一度ビールを飲んだ。

時間は早いが、もう起きていられなくなり、早々に寝てしまった。

その夜から下痢が始まった。

冷えと暴飲暴食で腸を痛めてしまったらしい。

物を食べると、イコールそれは便意につながる。

寝ているときはまだいいのだが立ち上がると重力の法則で物は下に向かう。

こらえ性のない腸は「トイレに行け」と私に命令する。

妻に粥を作ってもらい恐る恐る飲み込む。

するとやはり因果応報。

そんな中猫のマロ君が急に歩けなくなった。

20歳だから何が起きてもおかしくはないが、あまりにも急で驚いた。

さしあたってトイレが困るので体を支えるための布を用意してトイレに連れて行く。

だが猫まで我が家は自分の意思を主張する。

自分の意思以外のことは絶対にしない。

困り果てて妻は夜も添い寝をする。

ストーブは部屋の温度しだいで夜中でも着ける。

妻が無理やりエサを食べさせてみると、それがちょっとずつ食べるようになってきた。

するとグラグラしながらでも歩けるようになり水も飲みに行くしトイレにも行けるようになった。

マロ君は「いわゆるガス欠」であった。

なぜガス欠なのかは分からない。

あちらから呼びに来ていたのかもしれないというのがその場にいて観察していた我々の見解だ。

私は1週間ほど経過して元通りになりマロ君は妻の介護で元気と食欲を取り戻した。

私もマロ君も妻には世話になってしまった。

だが妻も猫の介護のうえに食べ物は私に付き合って粥ばかり食していたので結果的にはダイエットになったようだ。

感謝