家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

蛇口の変更

2019-04-14 11:34:32 | Weblog
妻の母親と一年未満同居したことがある。

同居の始まる直前に階段からの落下防止装置と手すり、そしてシングルレバーの水道蛇口を湯と水の別々の蛇口に交換した。

どっちにひねれば温水が出るのか分かりにくいからだ。

もう何年前のことか記憶にない。

その後そのまま使い続けていたが蛇口をひねりやすいレバー式にすることにした。

妻の握力の低下が主な理由だ。

妻の母親が「あんたのバカ力で締めた後は空きゃしない」と夫に対して不満を漏らしていたことを思い出す。

また友人のところで同い年の奥さんが「ちょっとこれを空けて」と息子に頼んでいるときにも気がついた。

握力の低下を治すことは至難の業だがレバー交換なら簡単だ。

さてホームセンターに走った私は残念な帰宅をした。

私の思い通りのレバーを見つけることはできなかった。

AMAZONで探すことになる。

またまた中国の物を頼んだ。

4個で800円送料340円というものだ。

2月の末のことだ。

今付いているものを外してハメ替えてみた。

着かない。

スピンドルに切られている歯とレバーの歯が噛み合わない。

レバーの内側にスピンドルの歯と合うインサート樹脂というものを接着しようと思い立った。

初めに試した接着剤は失敗だった。

だがこのやり方で何とか行けそうだということを確信した。

インサート樹脂をボルトナットで固定してレバーの真ん中にした。

エポキシ接着剤を100円ショップで購入してきた。

A液とB液をかき混ぜて逆さにしたレバーに流し込む。

液が固まったら固定用のボルトナットを叩き出して出来上がり。

水道に取り付ける。

蛇口をひねる力は明らかに少なくて済む。

またレバーの位置で、ちゃんと締まったかどうかが目に見えるというわけだ。

これは水漏れの予防に役立ちそうだ。

妻から「やりやすい」と感謝の言葉をもらってミッションコンプリート。