家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

清里の桜はまだ蕾

2019-04-23 08:41:55 | Weblog
MECJ初代会長を偲ぶ会が清里で催された。

元会長の住居地が清里であったため、我々はそこを聖地と考えている。

いつもは新東名高速道路新清水PAで待ち合わせするのだが、その手前で分岐するため今回は新しく繋がった富沢IC前のローソンになった。

そして中部横断自動車道も新しい下部温泉早川ICから入った。

さすがに山の中にできた道路らしくトンネルが多い。

今までのような52号線を上ったり下ったりのんびり走る感覚はない。

高速道路は須玉ICで終わり、その後は141号線(清里ライン)を上っていく。

道の駅きよさと辺りを走っていると桜は満開であった。

しかしまだまだ上り続けて目的地の清里萌木の村に着いてみると木々はすべて蕾であった。

既に旧友は待っていてくれた。

「私はもうオートマチック車しか乗りません」とは言うが、それはMGBGTであった。

オートマチックであったとしても走りの質は変わらないのではないかと思う。

1800CCの私のモーガンが彼の1300CCのアルファロメオザガートに追い叩かれた記憶がまだ鮮明に残っている。

昼食後現地民であり荒木氏の友人の案内で桜満開の場所に行くことができた。

荒木氏の白いプラス8がボロボロという懐かしいV8排気音で進む。

まるで荒木氏と一緒に走っている感覚だ。

道路脇に駐車したモーガンを飲み込もうとする桜の雪崩。

トンネルに入ると、もちろん自分の車の排気音は聞こえない。

全員がトンネル内に入ると、もう爆音だ。

だが突然ひときわ目立つ音で「ガオー」と誰かが吠えた。

スリーホイラーはマチレスツインエンジンだから違う。

ひょっとしてと思い後で確認したところランボルギーニガヤルドであった。

また今回はN爺の載っていたモーガンを現在の所有者K氏が乗ってきてくれた。

N爺 スリーホイラーを愛したS氏 荒木氏 既に天国に行った人たちとの交流ができた気がする。

帰路O氏と昼食を共にすることになった。

ラーメン屋の駐車場に到着したがO氏が来ない。

マフラー周りを覗き込んで「カタカタ変な音がする」と言う。

「実は私もです」と答えた。

帰宅後洗車していたら前のバンパーとフォグランプが接触していることがわかった。

ナットを締め込んで解決。