家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

恐怖の強風

2020-07-14 15:02:31 | Weblog
先日強風でミツバチ箱が傾いた。

箱の傾きは修正したが、その後また強風が吹いたらしい。

家の隣にあるブナの枝が2本折れて落ちていたから気がついた。

「ひょっとして他にも」と思い敷地の上の方まで見に行ってみた。

やはり倒れていた。

近づいていくと驚いたことに根ごと倒れ込んだのではなく木の途中で千切れていた。

千切れた部分から先端方向を見ると杉の木々が立ち並ぶ中、間隙を縫うようにして、狭い範囲内にどの杉の木とも接触せず倒れていた。

根は強風と緩んだ土に耐え忍ぶが枝葉を持つ幹が耐えられなくなって千切れてしまったのだ。

元の杉の木を探してみた。

またまた驚いたことには根の部分が近くになかった。

ウラジロの繁茂する中では見つけられないので諦めた。

だが5メートル以上探したのだから、それ以外の場所から飛ばされてきたのだ。

その幹をへし折る力も相当なものだなと感じるが、折れた部分を飛ばす力というのも想像を絶している。

我が家から下に向かう道路は通行止めになった。

オレンジ色と黒に塗られた通行止めのウマには「崩土が原因」だと書かれた役場の紙が貼られていた。

降雨量が多いこの地域だが、ほとんど放送されることのない突風もまた恐怖を感じざるを得ないものだ。