家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

iQ100G

2022-05-01 11:40:28 | Weblog

我が家のベンツAが次の車検では数十万円かかると宣告されて「もう持っていられません」との答えを出した。

車検の有効期限まで乗り、そのままビュンビュン走って廃車をお願いしに行った。

そうすると我が家には乗用車は1台だけということになり妻が行きたい場所には全て私が送り迎えするという事態になり約1ヶ月間その状況にお互い耐えた。

ついに次の車がやってきた。

トヨタのiQという軽自動車よりも小さな車だ。

4人乗りとはいえ実質2人乗りだが7人乗りのシエンタがあるから問題なし。

納車にはバスで向かった。

バス本数の足りない路線では待ち時間の過ごし方が初めての私たちには、もったいない空き時間となる。

バスを2本乗り継いで目的地に到着すると、もう小旅行のような感覚になった。

さて最低限の運転操作を教わり実際に走行した。

ガソリンを満タンにしてランチに行く。

曲がる道を探していて「おおここだ」となって急ハンドルを切ると「危険運転です」という声が聞こえた。

初めてドライブレコーダー付き車だったので驚いた。

「そのまま安全運転を続けてください」と言わなくてもいいことを告げる機械。

よくしゃべる人と同乗しているようでうるさかった。

その後、高速道路を一区間乗ってみて高速安定性やETC装置が正常に作動することを確認した。

それから春野に向かった。

山道を1000ccで走行するには非力であるが楽しかった。

少しだけスポーツカーっぽい雰囲気が在り私好みであることを実感した。

春野の車置き場には少しだけアゴをガリっとこすったが上手に入れれば大丈夫だと感じた。

隣の妻も元はSLKというオープンスポーツカーに乗っていたので、その感覚を思い出し「思っていたよりいいね!」と言う。

キビキビしたハンドルの切れや路面に吸いつくような感じが心地よい。

満タンにしてから160Km以上走行したがガソリンメーターのメモリーが一つも減らないので驚いた。

んなわけないだろうと思いつつ嬉しかった。

結局ベンツAの車検を取るよりも安価に車検付きの車を入手した。

ただし13年前の2009年式だから何が起きても不思議はない。