家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

ナンキンハゼ枝払い2015

2015-03-01 11:04:38 | Weblog
毎年恒例の実家のナンキンハゼ枝払い。

今回もY爺さんから軽トラを借用して臨んだ。

ナンキンハゼに上り足場を確認して切る。

まずは敷地内に落下する枝をチェーンソーで切り落とす。

次に道路側に落下する恐れのある枝を注意深く切る。

ある程度細いものは手でつかみながらノコギリで切る。

切り終えたら敷地側に落とす。

下では妻と姉が片付けをしている。

手で支えられないほど太いものは枝元から切らず少し上側を切る。

落下しても軽いから被害はない。

だいたい切り終える手前でノコギリを止め表皮が繋がっているようにして枝を落下させず折る感覚ですすめるから安心だ。

道路上の車約10台が我々を見ている。

赤信号の度に同じくらいの台数が停まる。

去年は、軽トラへの積み込みが、あまりにも無造作すぎたので今回は、ちゃんと枝を払って乗せた。

すると同じ荷台に乗せたとは思えないほど小さくまとまった。

ブルーシートで巻いて、その上をロープで固定するのだが、上からかぶせたブルーシートが平らになるほどだ。

これなら何を積んでいるのか分からないし枝が道路上に散らばることもない。

さて細かな切りくずもホウキで掃いて終了する。

だが、ちょっと違和感があった。

去年は、ここに母がいた。

去年の、この作業後約4ヶ月で逝ってしまうとは誰も気がつかなかった。

たいして手伝うわけでもない母の存在感は、それでも大きなものだったことが分かった。

母の笑顔や満足した様子が我々の作業の報酬でもあった。

報酬が少なくなったこれからは、姪の子供たちに作業を教えることによって満たされていくのだろうと感じた。





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