ジャイロキャノピーのフロントガラスに日除けのフィルムを貼った。
「どこかに余りがあるはずだ」と車庫の中を探した。
あれを退け、これを移して、その下から出てきた。
車に貼ったり家の窓ガラスに貼ったりして残ったフィルムの端切れ。
色も大きさも透過度もバラバラだ。
どれでもいいのだがイチバン手ごろな大きさの物にした。
15センチの高さで貼りたかったので、ちょうどそれくらいの物だ。
幅は50センチ。
フロントガラスに石鹸水をつけて、その上からフィルムを貼っていく。
中ほどからヘラで空気を押し出しながら横方向や上下に広げていく。
隅はフロントガラスの角度が急なので剥がれてしまう。
無理やりヘラで押す。
「ペキ ペキ」というフィルム独特の音を出す。
中ほどは、うまく接着したが角は空気穴だらけになってしまった。
接着できたと思っていた中ほどであっても、しばらくすると空気穴が空いてきたりする。
カッターの先端でフィルムに穴を空けて空気を追い出すが、また膨らんでしまう。
「この仕上がりでは絶対お金を取れない」
という自信作になった。
空気穴が気になるが全体が剥がれ落ちることはない。
「これでOK」と得意の妥協をした。
要は私の顔が太陽光で照らされ続けなければ良いのだ。
これで少しはヒズルシイ(まぶしいの遠州弁)のも抑えられるだろう。
太陽が私の広い額をジリジリとあぶり油を湧き出させ滲み出た汗と混ぜる。
それでも風が当たればまだ涼しく感じるのだがフロントガラスがそれを確実に遮る。
ヘルメットをかぶらない分まだ頭皮を掻きむしりたくなる衝動はないのだが。
間伐後の林のように地面まで見える、すっきりとした髪になってきたこの頃。
いたわるほどのものでもないが涼しいことが安全と繋がっているだろうと思っている。
「どこかに余りがあるはずだ」と車庫の中を探した。
あれを退け、これを移して、その下から出てきた。
車に貼ったり家の窓ガラスに貼ったりして残ったフィルムの端切れ。
色も大きさも透過度もバラバラだ。
どれでもいいのだがイチバン手ごろな大きさの物にした。
15センチの高さで貼りたかったので、ちょうどそれくらいの物だ。
幅は50センチ。
フロントガラスに石鹸水をつけて、その上からフィルムを貼っていく。
中ほどからヘラで空気を押し出しながら横方向や上下に広げていく。
隅はフロントガラスの角度が急なので剥がれてしまう。
無理やりヘラで押す。
「ペキ ペキ」というフィルム独特の音を出す。
中ほどは、うまく接着したが角は空気穴だらけになってしまった。
接着できたと思っていた中ほどであっても、しばらくすると空気穴が空いてきたりする。
カッターの先端でフィルムに穴を空けて空気を追い出すが、また膨らんでしまう。
「この仕上がりでは絶対お金を取れない」
という自信作になった。
空気穴が気になるが全体が剥がれ落ちることはない。
「これでOK」と得意の妥協をした。
要は私の顔が太陽光で照らされ続けなければ良いのだ。
これで少しはヒズルシイ(まぶしいの遠州弁)のも抑えられるだろう。
太陽が私の広い額をジリジリとあぶり油を湧き出させ滲み出た汗と混ぜる。
それでも風が当たればまだ涼しく感じるのだがフロントガラスがそれを確実に遮る。
ヘルメットをかぶらない分まだ頭皮を掻きむしりたくなる衝動はないのだが。
間伐後の林のように地面まで見える、すっきりとした髪になってきたこの頃。
いたわるほどのものでもないが涼しいことが安全と繋がっているだろうと思っている。
少し乗りやすくなりました。
車のサンバイザー代わりです。