家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

オタマジャクシ

2010-03-24 09:05:47 | Weblog
春野の我が家の土地の下に荒らしたままの元棚田がある。

そこには自然に出来た水溜りがある。

散策していて、その水の中に黒っぽいゴミのような物が有るのに気がついた。

「ひょっとして」と思って、水溜りまで行ってみた。

やはりオタマジャクシが無数にいるのだった。

以前この水溜りに大きなカエルがいるのを見たことがあった。

きっと彼女の子孫たちだろう。

ネットで調べてみると、その姿と色からいってヒキガエルのオタマジャクシだと思われる。

まだ本当に孵化したばかりらしく動けないものもいる。

妻が棒で掬い上げてみたら、まだ卵のままのものもあった。

卵はカンテンで出来ているような薄透明の筒状だ。

その中に黒点があり、それがオタマジャクシになるのだろう。

水に戻すとカンテン様のものは見えなくなった。

別名ガマガエルだそうだから拾い上げて育て、その挙句に鏡の前に座らせて「タラリ タラーリ」と汗をかかせ、それを集めて「がまの油」として売り出せるかもしれない。

一攫千金の夢を少し見た。

現実は、そんなに多くのガマガエルを飼育したら、やかましくて居られやしない。

久しぶりにオタマジャクシを見て思い出したことがある。

私が子供の頃、父はオタマジャクシのことをデベレッコは母オタマッコと呼んでいた。

驚いたことに同じ浜松で育っても言葉が違っていた。

オタマッコは分かるがデベレッコって何?

でも両方とも方言として載っていた。


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2 コメント

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Unknown (山水)
2010-03-24 12:19:34
私もオタマッコでした でもこれが全部ヒキガエルになるのでは
多くて不気味ですね
赤ガエルはいっぱいいますが
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山水様 (無職無収)
2010-03-25 08:41:35
これだけ多くが生まれるということは生存率の低いことを物語るわけですね。
そう考えると自然は恐いものです。
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