春野の家に到着すると庭から道路から落ち葉で埋め尽くされていた。
「よし。火を焚こう」
夫婦で即決定。
つい先日までは水で遊ぶのが気持ち良かったのに今度は火だ。
妻は落ち葉を掃き集めてくる。
私は火の番。
せっかく炎が上がりだしたのに次の葉っぱを被せてしまうので再び煙が立ち込める。
家の中からはヴィヴァルディのリコーダー協奏曲が聞こえる。
音と煙の渦の中で私は火バサミで指揮をする。
落ち葉の焼ける匂いが心地よい。
煙でむせた後、涙がにじむ眼に炎が鮮烈に輝く。
落ち葉焚きは楽しい。
火と遊ぶ。
人間でよかった。
「よし。火を焚こう」
夫婦で即決定。
つい先日までは水で遊ぶのが気持ち良かったのに今度は火だ。
妻は落ち葉を掃き集めてくる。
私は火の番。
せっかく炎が上がりだしたのに次の葉っぱを被せてしまうので再び煙が立ち込める。
家の中からはヴィヴァルディのリコーダー協奏曲が聞こえる。
音と煙の渦の中で私は火バサミで指揮をする。
落ち葉の焼ける匂いが心地よい。
煙でむせた後、涙がにじむ眼に炎が鮮烈に輝く。
落ち葉焚きは楽しい。
火と遊ぶ。
人間でよかった。
タイトル驚いたでしょう?
狙い通り。
ウッヒッヒ。