家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

チェンバロ工房

2007-01-27 09:31:25 | Weblog
知り合いのチェンバロ工房を訪れた。

十何年ぶりだろうか。

久しぶりに話をしたが以前とちっとも変わっていなかった。

楽器製作の職人というよりは音楽家という匂いが強い。

神経質な部分と理想の音楽や楽器造りに燃える情熱的な部分がないまぜになっている。

天竜川を眼下に臨む絶景の場所を工房にしている。

自然も手伝って良い物が出来上がりそうという雰囲気の工房だ。

造りかけのチェンバロの型の中に設計図が丸まって置かれていた。

流れ作業で出来ていく物とは全く違い精魂込めて一品一品造られる品の良さが見られる。

音楽的実力のみならず人望も厚い彼の回りには常に人が集まってくる。

笑顔や話し方に当然のように滲み出ていた。


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
昌雅様 (無職無収)
2007-01-27 16:24:50
サラリーマンの現実はきびしいですよね。
息子も都会のサラリーマン。
サラリーマンあっての日本国。
よろしくお願いします。
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わすけ様 (無職無収)
2007-01-27 16:21:45
ハープシコードは音量が小さく爪が弦を引っ掻く音がカシャカシャと鳴ります。そこがまた良いところだと思います。
自分だけ主張せずどんな楽器とも調和する。だがその音の響きは負けていない。そんな上品さが好ましいですね。
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いいなぁ~ (昌雅)
2007-01-27 15:05:36
色々とこだわり、妥協をしない「職人」いいですね~。
憧れます。

いまの僕の現実は、会社のなかで自分の性格に素直になれずに
ひずみが生じてストレスが・・・。
これがサラリーマンの現実かなぁ。頑張らなくっちゃ!!
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Unknown (わすけ)
2007-01-27 13:06:13
お~ハープシコードですねぇ。
小さい頃にイタリアのどこかで職人が作ってるのを見た記憶があります。
既に鍵が配置されてあった物ですが、
弦を爪で弾きながら聴音して風景を覚えています。
懐かしいなぁ~。
時間長者さんのブログって、
いつも遠い記憶が蘇って来るので嬉しいのです。
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