家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

特養の友

2008-01-28 09:53:45 | Weblog
先日義母のお世話になった病院を訪ねて驚いた。

10年以上入院していた友人が転院していたのだ。

彼を訪ねて清水まで行ってきた。

今度は特別養護老人ホームだった。

こちらは病院ではないので食べ物の制限がなく毎食美味しいものを食べているという。

また寝るときにラジオを聴いていてもOKらしい。

個人的にはトイレを独占して利用できるのが嬉しいのだと語った。

だが入所者のうち男は二人だけで、しかもその一人は認知症だから話し相手が少ない。

絵は相変わらず描いている。

パーキンソン病も落ち着いているようだ。

「よく来てくれた」と言って涙を見せて我々に千円札を2枚出して渡そうとした。

「いいんだよ」と言って返した。

自分の意思で転院したわけではないが、そこで生きていくほかは道が無い。

生まれ故郷の風は彼の身体に良い影響を与えてくれると思う。

運ばれてきた昼食を味見しろというが辞退した。

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2 コメント

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Unknown (DOC)
2008-01-29 22:21:26
見るだけで、会うだけで、いるだけで、話すだけで、うれしい 心が、温まる どちらが癒されているのでしょう。
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DOC様 (無職無収)
2008-01-30 14:27:30
病を患っていると手紙も書けないし電話もかけられない。私達が動くのがいちばんいい。彼は得意げに我々にホーム内を案内してくれました。ヘルパーさんに会うと「友達が来てくれた」と嬉しそうでした。
私は車椅子を押すのが嬉しかった。
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