家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

母は80歳

2007-03-09 09:36:15 | Weblog
昨日で母は80歳になった。

安価なランチで祝った。

まだまだ頭も冴えているし身体も悪いところは無い。

ひ孫の世話と賄い費のやりくりで活躍している。

偉いものだと思う。

一昨日は一緒にカイロプラクティックに行った。

先生が電話で席を外した時私が入って行って

「はい。それでは今から私が代行します」と言って母の背中を掌で押した。

見よう見まねで背中をさすっていると先生が戻ってきて

「どうですか?」と聞くので

「ああ。だいぶ良いようですね」と言って母と先生と3人で笑った。

母の背中を触ることができて嬉しく思った。

母は何も言わずに息子の感触を背中で受け取っていた。

家庭内音楽会

2007-03-06 09:45:03 | Weblog
知人のお嬢さんを2人預かった。

といっても自分の娘のような気がしていて、つい預かりもののような丁寧な口調からはほど遠いいわゆる家族語になってしまう。

帰宅すると「お帰りなさい」という妻ではない女声が聞こえる。

これは息子しか育てていない私には素晴らしく新鮮だ。

食事のときにも、いつもとは違った笑いがある。

同じ猫の話題にしても使う言葉や表現方法も全く違う。華やぎを感じる。

人生の喜びの何分の壱かを知らないで過ごしてきたことを実感した。

翌日の朝は家庭内音楽会。

新幹線に乗る時刻が間際になったので解散したが、いつまででも続けていて欲しかった。


モーガン エンスージアスト クラブ新年会

2007-03-05 14:50:29 | Weblog
MECJ モーガンエンスージァストクラブの新年会があった。

佐々木氏の運営する「ぬくもり工房」はモーガンで溢れた。

御主人たちがレストランで飲食をする間大人しく待っている英国馬。

妙に神経質であったり機嫌を損ねることもなく静かに帰りを待つ。

寸分違わぬサイズで機械的に造られた車とは違って1台1台個性に溢れている。

会が退けて帰り支度のとき、それぞれの馬に火が入る。

爆音有り静かな唸り有り。

御主人たちを乗せて活き活きとして坂道を下っていった。

ボクサーショップ②

2007-03-03 07:57:43 | Weblog
ボクサーショップに無造作に置かれたレンシュポルトエンジン。

ドイツの雑誌社から取材を受けた際に、このエンジンについても聞かれたという。

発刊されたMOTORRAD誌には近所の神社境内で苔むす巨木に対峙する神宮司氏所有のR69Sレーサーがお互いを引き立てあう風情で載っていた。

MOTORRAD誌は日本らしさ対ドイツの逸品を演出したかったのだろう。

また次のページには大きく載っている神宮司氏の笑顔の奥にちゃんと映りこんでいた。

質感 能力 希少価値が高価な金銭価値を生み出している。

ただの造られた物なのに威厳すら感じる。

ボクサーショップ①

2007-03-02 08:50:04 | Weblog
ボクサーショップに行ってきた。

友人のBMWにはまだ手を着けていなかった。

明日車検を受ければ完了というレストア後の同じタイプのサイドカーが置いてあった。

神宮司氏の完璧主義が分かる非の打ち所の無いマシンだ。

50年経過しているオートバイが新車当時のままの姿でしかも新車同等の出力で走れるという驚き。


私の身体もレストアしたい部分が増えてきた。

しかし年の功を感じられない車両が気の毒にも思えた。