家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

古くてもすごい奴

2008-08-13 08:13:42 | Weblog
S氏のところに顔を出した。

オースチンセブンが置かれていた車庫にとんでもない奴が居た。

べつにマムシやアナグマが居たわけではない。

セブンよりもっと古くて、もっと過激な奴が居た。

ウーズレーという車でボートテイルのレーサーだ。

真っ赤な車体は魅力的な物の集合体であった。

何より驚いたのはナンバーが付いていることだ。

これで一般道を走るつもりらしい。

足元のアルミ板一枚隔てて1600CCのエンジンがある。

助手席のアルミ一枚隔ててマフラーがある。

真冬の乗り物だということはすぐに理解できた。

いつか一緒に走ってみたいものだ。


ジャガーEタイプ

2008-08-12 09:06:53 | Weblog
モーガンを30年以上も前から乗り続けているO氏の弟さんがジャガーEタイプを購入した。

車好きの親の子なので、この兄弟血は争えない。

共にイギリスの古い車を趣味の車として所有している。

曲線がきれいだ。

つい撫でたくなるのは男の常である。

分からないのは私のような短足でも乗り降りが厄介なのだから長身のイングリッシュなら困難であろうにということだ。

まあ乗っちまえば、あとは問題無いからいいか。

比較的信号の少ない道を一緒に走った。

高温多雨の日本ではやはり水温の上昇が問題のようだ。

走り出せば風の入るモーガンと違って汗拭き用のタオルは欠かせないアイテムだ。

後から聞こえてくるEタイプの咆哮は今の車には無い心地よさだった。


鯉もメタボ

2008-08-10 08:50:42 | Weblog
友人の自宅に造ってある池を見せてもらった。

車が1台丸々入る程度の大きさで深さ90センチの池だ。

4トンもある石を数々使って庭に合った雰囲気にしている。

沢から水を引き少し暖めてから放水し溜まった水をろ過しながら循環させている。

中にはゆうゆうと泳ぐ鯉と金魚。

どれも丸々と太っている。

持ち主が網を入れて捕まえて見せてくれた。

慣れてはいるらしいが嫌そうに逃げ回る。

捕まった真鯉は身長80センチ胴回りも80センチ。

こんなに太った鯉は初めて見た。

1回にエサをドンブリ1杯くらい食べるそうだ。

背中を触らせてもらった。

ヌルヌルしていた。



気田川で遊ぶ

2008-08-09 08:34:38 | Weblog
家から下を見ると、そこは鮎釣りとカヌーで有名な気田川。

ここで水遊びをした。

こんな楽しいこと去年はしなかった。

川の水に入るのは何年ぶりかだ。

最初は冷たくて、なかなか潜れない。

徐々に慣れて入ってしまえば「キムチイイー」

空には2羽のトンビがゆっくり輪を描いている。

近くの樹上にはカラス。

「アーアーアー」と啼くもの「アオアオアオ」と啼くもの。

遠くに鮎釣の姿が見える。

岸辺近くにハヤが寄って来る。

深いところは流れが強くウネリがある。

ザーザーという瀬の音が暑さを忘れさせてくれる。

おにぎりを食べてお茶を飲む。

安価に優雅に。

心の乱れ

2008-08-08 08:16:58 | Weblog

心の乱れは指先や心拍数また呼吸の変化などに表れる。

 

吹き矢は正に指先と呼吸によって闘うものである。

 

ただし闘う相手は自分である。

 

それがはっきりと表れることがこの2週間の間にあった。

 

いつもの仲間との練習試合。

 

そして昇段試験だ。

 

どちらも指先と心拍数と呼吸の乱れを呼ぶ。

 

果たして私は腰抜けなのか?


夏のイタブリ

2008-08-07 09:17:55 | Weblog
階段を上がっていく途中で妻の大きな声が聞こえた。

「いやー。ダメー」

麿君が妻の大切にしている布の上にでも寝そべったのかな、と思った。

しかしそうではないことにすぐに気が付いた。

「ビー。ビビー」

麿君がベランダからセミを捕まえて部屋の中に持ってきたのだ。

畳の上で逆さになって暴れるセミを眺めたり知らん顔をしてみせたり。

セミが黙り、しばらくそのままの状態が続くとつつく。

「おい。生きているか?」という感じだ。

すると再びビービー言いながらセミは暴れ回る。

これを何度もやる。

猫のイタブリだ。

「ねえ。捕まえて」と妻が言う。

「いや。やらせてやれよ。最後はオレがとるから」と言ってそのままやらせておいた。

生来の狩人である猫にはこれが必要なのだ。

箱入り猫でも夏には何回か狩を楽しむことが出来る。

天窓修理

2008-08-06 08:51:01 | Weblog
妻が階段で油を見つけた。

「何か油を使った?」と聞かれたが「いや。使わないよ」と答えた。

朝になって階段の所に行くと結構な量のオイルが階段に落ちていた。

真上を見ると開閉式の天窓がある。

合点がいった。

開閉用のアブソーバーのオイルがこぼれたのだ。

ちょうど取り寄せしたスペアーのアブソーバーがある。

すぐに修理した。

ナット1本とビス2本で交換するだけだ。

やっと屋上の温水器が片付いたと思ったら再び屋上での修理だった。

もうしばらくは無いはずだ。

屋上温水器撤去

2008-08-05 10:39:34 | Weblog
今年の1月に使用を停めた温水器を撤去した。

自分で数日かけて解体工事をした。

ビスは錆び付いていて電ドルが効かない物が多い。

抜けないビスは頭をグラインダーで削り落とした。

わりあい簡単に処理は進んだ。

180センチ以上もあるタンクはとても重くて、これを下ろすにはクレーンが必要だ。

しかしクレーンを頼むとお金がかかる。

これも解体することにした。

グラインダーに切断用の砥石を装着して切った。

砥石はギャイーンという悲鳴のような音と共に鉄の表面に筋を描き続いて深く切り込み、やがてズボッと鉄と砥石の感触がなくなり鉄を切り裂いたことを知る。

火花が飛び散る。この火花を浴びないような角度でしか作業は出来ない。

何時間も火花を見続けていたので、もう花火は見なくてもいいなと感じた。

タンクが切れる際に鉄粉を出すが砥石もかなり削られるのだった。

タンクの円周を切り開くのに3枚の先端砥石の交換が必要だった。

タンクは4分割された。

これで全て手で下ろせる重量になった。

昨日友人が手伝ってくれた。

力持ちの上に各種の技(免許)を持ち軽トラも持っている頼れる人物だ。

一つ一つ階段を下ろすのかと思いきや屋上から直接ロープで軽トラに積んでしまうというのだった。

あれよあれよと言う間にスルスルとロープ掛けをし壁面を傷つけないようにシートを巻く。

私が手伝ったのは彼の下ろすロープを彼の後で持っていただけだった。

彼は注意事項が常に頭に入っていて決して急がず安全に留意する。

とても円滑に作業が終わった。

温水器の無くなった屋上は元々無かったかのようだ。

色の違う塗料の跡だけが、かろうじて温水器の在ったことを示していた。