「こんにちわッ、テディちゃでス!
あッ! さくらァさいてるでスゥ!」
「がるる!ぐるがるるっ?」(←訳:虎です!もう春なのっ?)
こんにちは、ネーさです。
お花屋さんには観賞用の啓翁桜(冬に花が咲く品種です)が入荷しています。
春はまだちょこっと先ですけれど、
サクラの蕾にホッコリ気持ちを温められながら、
本日の読書タイムは、こちらの御本を、どうぞ~♪
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/e6/31a82ddce51a7c5b9041cd7ab3a71687.jpg)
―― みんなの少年探偵団 ――
著者は収録順に、万城目学さん、湊かなえさん、小路幸也さん、
向井湘吾さん、藤谷治さん、2014年11月に発行されました。
日本近代文学史上の巨人・江戸川乱歩さんの生誕120周年を記念する
プロジェクト・シリーズの第一弾であるこの御本は、
ふっふっふっ、明智くん、君が、
じゃなくて、少年探偵団の諸君が主役だ!
「あはァ! しょうねんたんていィだんッ!」
「ぐるるがるるるる!」(←訳:悪人を捕まえるぞ!)
現代の人気作家さんが
江戸川乱歩さんの名作――
それも怪人20面相と少年探偵団をテーマにしたオマージュ作品を創ったら
いったいどんな快作、
いえ、怪作が生まれるのか?
その答えが、この御本に収録されている短編5作品。
「かいじんッ、とうじょうゥ!」
「がるるぐるる!」(←訳:盗難の予告状!)
「こばやしくんもォ、とうじょうゥ!」
活字マニアの皆さんは、
チビっ子時代に読んだ明智探偵と少年探偵団の物語を
懐かしく想い起こされるのではないでしょうか。
なんということでしょう、とか、
~~だったのです、といった
乱歩さん独特の語り口調。
そしてまた、こちらも独特な、
濃ゆ~いタッチの表紙画と装幀。
学校の図書館でも目立っていましたね。
「にじゅうゥめんそうのォ、すがおをォ~」
「ぐるがるるっ!」(←訳:見てみたいっ!)
世間を騒がす怪人20面相の素顔とは?
御本冒頭の、万城目学さんの作品『永遠』に
そのヒントが描かれているようです。
「こばやしくんのォかつやくもォ~」
「がる!」(←訳:必須!)
湊かなえさんの『少女探偵団』は
小林少年と仲間たちの、
胸のすくような、という形容がぴったりの冒険譚。
個人的な感想なのですけれど、
『少女探偵団』、好きです!
一般的な少年探偵・小林くんのイメージに
いちばん近いのはこの作品なのでは?
賢く、勇敢で(無鉄砲で?)、
判断が素早く、運動神経がいい!
「うんどうしんけいィ、だいじでスゥ!」
「ぐっるがっるぐるるるるー!」(←訳:走って登って追いかけてー!)
富豪が所有する宝石、
怪人からの予告状(挑戦状?)、
BDバッジ、
明智探偵の決めポーズ、いえ、決定的推理。
万人が喝采する《少年探偵団》が、ここにあります。
「あざやかァ、でスねッ!」
「がる~!」(←訳:拍手~!)
小路幸也さんの『東京の探偵たち』、
向井湘吾さんの『指数犬』、
藤谷治さんの『解散二十面相』も、
“らしさ”が光る怪作ですね。
作家さんのファンの方々も
乱歩さんのファンの方々も、
必ずや、ニヤリ♪
「むッふッふゥ!」
「ぐるるっ♪」
新たな《少年探偵団》シリーズは
今後も刊行される予定のようです。
コクのあり過ぎる表紙画の御本を書店さんで見かけたら
皆さま、ぜひ一読を!
あッ! さくらァさいてるでスゥ!」
「がるる!ぐるがるるっ?」(←訳:虎です!もう春なのっ?)
こんにちは、ネーさです。
お花屋さんには観賞用の啓翁桜(冬に花が咲く品種です)が入荷しています。
春はまだちょこっと先ですけれど、
サクラの蕾にホッコリ気持ちを温められながら、
本日の読書タイムは、こちらの御本を、どうぞ~♪
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/e6/31a82ddce51a7c5b9041cd7ab3a71687.jpg)
―― みんなの少年探偵団 ――
著者は収録順に、万城目学さん、湊かなえさん、小路幸也さん、
向井湘吾さん、藤谷治さん、2014年11月に発行されました。
日本近代文学史上の巨人・江戸川乱歩さんの生誕120周年を記念する
プロジェクト・シリーズの第一弾であるこの御本は、
ふっふっふっ、明智くん、君が、
じゃなくて、少年探偵団の諸君が主役だ!
「あはァ! しょうねんたんていィだんッ!」
「ぐるるがるるるる!」(←訳:悪人を捕まえるぞ!)
現代の人気作家さんが
江戸川乱歩さんの名作――
それも怪人20面相と少年探偵団をテーマにしたオマージュ作品を創ったら
いったいどんな快作、
いえ、怪作が生まれるのか?
その答えが、この御本に収録されている短編5作品。
「かいじんッ、とうじょうゥ!」
「がるるぐるる!」(←訳:盗難の予告状!)
「こばやしくんもォ、とうじょうゥ!」
活字マニアの皆さんは、
チビっ子時代に読んだ明智探偵と少年探偵団の物語を
懐かしく想い起こされるのではないでしょうか。
なんということでしょう、とか、
~~だったのです、といった
乱歩さん独特の語り口調。
そしてまた、こちらも独特な、
濃ゆ~いタッチの表紙画と装幀。
学校の図書館でも目立っていましたね。
「にじゅうゥめんそうのォ、すがおをォ~」
「ぐるがるるっ!」(←訳:見てみたいっ!)
世間を騒がす怪人20面相の素顔とは?
御本冒頭の、万城目学さんの作品『永遠』に
そのヒントが描かれているようです。
「こばやしくんのォかつやくもォ~」
「がる!」(←訳:必須!)
湊かなえさんの『少女探偵団』は
小林少年と仲間たちの、
胸のすくような、という形容がぴったりの冒険譚。
個人的な感想なのですけれど、
『少女探偵団』、好きです!
一般的な少年探偵・小林くんのイメージに
いちばん近いのはこの作品なのでは?
賢く、勇敢で(無鉄砲で?)、
判断が素早く、運動神経がいい!
「うんどうしんけいィ、だいじでスゥ!」
「ぐっるがっるぐるるるるー!」(←訳:走って登って追いかけてー!)
富豪が所有する宝石、
怪人からの予告状(挑戦状?)、
BDバッジ、
明智探偵の決めポーズ、いえ、決定的推理。
万人が喝采する《少年探偵団》が、ここにあります。
「あざやかァ、でスねッ!」
「がる~!」(←訳:拍手~!)
小路幸也さんの『東京の探偵たち』、
向井湘吾さんの『指数犬』、
藤谷治さんの『解散二十面相』も、
“らしさ”が光る怪作ですね。
作家さんのファンの方々も
乱歩さんのファンの方々も、
必ずや、ニヤリ♪
「むッふッふゥ!」
「ぐるるっ♪」
新たな《少年探偵団》シリーズは
今後も刊行される予定のようです。
コクのあり過ぎる表紙画の御本を書店さんで見かけたら
皆さま、ぜひ一読を!