「こんにちわッ、テディちゃでス!
けいィおにいさんッ、どんまいッ!なのでスゥ!」
「がるる!ぐるがるるる~!」(←訳:虎です!走り抜いたよ~!)
こんにちは、ネーさです。
ATPツアー・ファイナル、錦織圭さんは惜しくも決勝進出ならず……
ああ、もう少しスケジュールに余裕があれば、
連日の激戦による疲労をリカバリーする時間があれば……
いえいえ、ここは素直に心の底からの拍手を送りましょう!
「ぶらぼォ~ッ!」
「ぐるるるる!」(←訳:ワンダフル!)
拍手し過ぎて掌が痛くなったら、
さて、そこからは読書タイムですよ。
本日は、こちらのご本を、どうぞ~♪
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/fa/3b306710352b417158ea8d5daf338fbf.jpg)
―― 虚実妖怪百物語 破 ――
著者は京極夏彦(きょうごく・なつひこ)さん、2016年10月に発行されました。
『虚実』と書いて『うそまこと』と読ませる《妖怪百物語》の、
『序』『破』『急』の『破』、が↑こちらです。
先日は、物語の幕開けというべき
『序』編を御紹介しましたが……
「まじんッ、ふッかつゥ!」
「がるるぐるるぅ!」(←訳:恐怖の大王だぁ!)
いえ、恐怖の大王さんじゃないんですけれどね、
或る意味では似てるかもしれないわ。
いわゆる“世紀末”の時代、
読書界を騒がせた荒俣宏さんの名著《帝都物語》――
映画化もされた《帝都物語》を
一種のピカレスクロマンと捉えるならば、
主役はもちろん、
魔人・加藤保憲。
「ぶるるゥ! だいあくにんがァ、まさかのッ!」
「ぐるるがる!」(←訳:砂漠で復活!)
『序』の冒頭、
アラビアの砂漠に姿を現した魔人・加藤……
そして、この『破』では、
なんと富士山の樹海にひょっこりと。
「こんどはァ、じゅかいィでスかァ??」
「がるぐるるるるっ?」(←訳:何がしたいんだっ?)
魔人・加藤はいったい何事を企んでいるのか。
動機は、樹海のシーンであっさり明かされます。
《この国を、日本を、滅ぼすため――》
滅ぼすための手段として、
次期東京都知事の身体を異国の悪霊に操らせ、
政権内から腐らせてゆこうと考えます。
「きたないィぞッ、まじんッ!」
「ぐるるるるがる~!」(←訳:正々堂々と闘え~!)
荒れ狂う国と、荒む人々の心。
そんな苦境の只中、
魔人に立ち向う気力を持つ者はいるのか?
「ええェとォ、うゥ~んとォ?」
「がるぐるるるぅ?」(←訳:誰かいるかなぁ?)
います。
いざや!
いでよ、學天則(がくてんそく)!
「ふァ???」
「ぐる??」(←訳:はあ??)
いま立ち上がる、巨大ロボット……!
知る人ぞ知る、日本の国産ロボット第一号。
伝説の巨大ロボットが、
マジンガーZでもなくジャイアントロボでもなく
ガンダムでもなく、
あの學天則が、いま、立ち上がります。
「あッ! うごいたァでス!」
「がるるぅ!」(←訳:本気だぁ!)
狂気と笑いを内包しつつ、
學天則と
この世の《妖》と《怪》を愛する風流人たちは
魔人との決戦に赴こうとしています。
空を覆う砂塵が晴れるとき、
生き延びているのはどちらなのか――
「なんだかァ、すりりんぐゥ!」
「ぐるるるるぅー!」(←訳:アドベンチャー!)
『序』から『破』へ、
いよいよ盛り上がる?妖怪サスペンス冒険絵巻。
エンタ好きな活字マニアさん、
ぜひ、発刊順にお読みくださいね!
けいィおにいさんッ、どんまいッ!なのでスゥ!」
「がるる!ぐるがるるる~!」(←訳:虎です!走り抜いたよ~!)
こんにちは、ネーさです。
ATPツアー・ファイナル、錦織圭さんは惜しくも決勝進出ならず……
ああ、もう少しスケジュールに余裕があれば、
連日の激戦による疲労をリカバリーする時間があれば……
いえいえ、ここは素直に心の底からの拍手を送りましょう!
「ぶらぼォ~ッ!」
「ぐるるるる!」(←訳:ワンダフル!)
拍手し過ぎて掌が痛くなったら、
さて、そこからは読書タイムですよ。
本日は、こちらのご本を、どうぞ~♪
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/fa/3b306710352b417158ea8d5daf338fbf.jpg)
―― 虚実妖怪百物語 破 ――
著者は京極夏彦(きょうごく・なつひこ)さん、2016年10月に発行されました。
『虚実』と書いて『うそまこと』と読ませる《妖怪百物語》の、
『序』『破』『急』の『破』、が↑こちらです。
先日は、物語の幕開けというべき
『序』編を御紹介しましたが……
「まじんッ、ふッかつゥ!」
「がるるぐるるぅ!」(←訳:恐怖の大王だぁ!)
いえ、恐怖の大王さんじゃないんですけれどね、
或る意味では似てるかもしれないわ。
いわゆる“世紀末”の時代、
読書界を騒がせた荒俣宏さんの名著《帝都物語》――
映画化もされた《帝都物語》を
一種のピカレスクロマンと捉えるならば、
主役はもちろん、
魔人・加藤保憲。
「ぶるるゥ! だいあくにんがァ、まさかのッ!」
「ぐるるがる!」(←訳:砂漠で復活!)
『序』の冒頭、
アラビアの砂漠に姿を現した魔人・加藤……
そして、この『破』では、
なんと富士山の樹海にひょっこりと。
「こんどはァ、じゅかいィでスかァ??」
「がるぐるるるるっ?」(←訳:何がしたいんだっ?)
魔人・加藤はいったい何事を企んでいるのか。
動機は、樹海のシーンであっさり明かされます。
《この国を、日本を、滅ぼすため――》
滅ぼすための手段として、
次期東京都知事の身体を異国の悪霊に操らせ、
政権内から腐らせてゆこうと考えます。
「きたないィぞッ、まじんッ!」
「ぐるるるるがる~!」(←訳:正々堂々と闘え~!)
荒れ狂う国と、荒む人々の心。
そんな苦境の只中、
魔人に立ち向う気力を持つ者はいるのか?
「ええェとォ、うゥ~んとォ?」
「がるぐるるるぅ?」(←訳:誰かいるかなぁ?)
います。
いざや!
いでよ、學天則(がくてんそく)!
「ふァ???」
「ぐる??」(←訳:はあ??)
いま立ち上がる、巨大ロボット……!
知る人ぞ知る、日本の国産ロボット第一号。
伝説の巨大ロボットが、
マジンガーZでもなくジャイアントロボでもなく
ガンダムでもなく、
あの學天則が、いま、立ち上がります。
「あッ! うごいたァでス!」
「がるるぅ!」(←訳:本気だぁ!)
狂気と笑いを内包しつつ、
學天則と
この世の《妖》と《怪》を愛する風流人たちは
魔人との決戦に赴こうとしています。
空を覆う砂塵が晴れるとき、
生き延びているのはどちらなのか――
「なんだかァ、すりりんぐゥ!」
「ぐるるるるぅー!」(←訳:アドベンチャー!)
『序』から『破』へ、
いよいよ盛り上がる?妖怪サスペンス冒険絵巻。
エンタ好きな活字マニアさん、
ぜひ、発刊順にお読みくださいね!