テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

《アリス》、不思議なテツの国へ?

2019-06-20 22:20:35 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 むむむゥ! なんたるゥ~きゃわゆさッ♪」
「がるる!ぐるるーるがるる!」(←訳:虎です!ポスターにしたい!)

 こんにちは、ネーさです。
 う~ん本当に可愛いわ!
 ポスターかカードにしてくれないかしら?
 と見惚れてしまうのは、
 はい、↓こちらの御本ですよ~♫

  


 
       ―― こうして誰もいなくなった ――



 著者は有栖川有栖(ありすがわ・ありす)さん、
 2019年3月に発行されました。
 『THUS THEN THERE WERE NONE』と英語題名が付されています。
 そして、表紙の装画を担当しているのは
 京都在住の画家・junaida(ジュナイダ)さん!

「ふんいきィ、にあッてまスゥ!」
「ぐるるぅるがるる!」(←訳:オモチャ箱みたい!)

 著者・有栖川有栖さんの作家デビュー30周年を記念するこの御本には、
 ノンシリーズものの中短編14作品が収録されています。

 ノンシリーズ、ということで、
 有栖川さんの作品ではお馴染みの
 探偵センセイたちは登場せず、
 けれどその代わりに……

「ひょうだいィさくひんッ!」
「がるぐるるがるるるるる?」(←訳:あの名作が生まれ変わる?)

 ええ、そうですね、
 表題作『こうして誰もいなくなった』は、
 アガサ・クリスティさん著『そして誰もいなくなった』を
 再解釈&パワーアップ?させた中編作品です。

 伊勢湾に浮かぶ、小さな島――
 『海賊島』へやって来た10人。
 彼らの身にふりかかるのは……!

「はらはらッ!」
「ぐるるる!」(←訳:ドキドキ!)

 これで事件が起こらなかったらウソよね?
 って言いたくなるこの物語については、
 えへん、
 これ以上のお喋りを控えることにして。

「ええェ~ッ?」
「がるぅ?」

 敢えて、表題作品を措いて、
 ここで御紹介したいのは。

 『線路の国のアリス』!

「ありすッてェ~?」
「ぐるるがるる?」(←訳:アリスだよね?)

 ルイス・キャロルさん著『不思議の国のアリス』、
 児童文学史上の、
 いえ、全文学史上の金字塔というべき作品が、
 有栖川さんの手にかかると。

 いやーもう♪大笑いいたしました!

「うさぎィさんがァ、へんてこォでス!」
「がるるるるるぐっるる!」(←訳:皆ヘンテコになってる!)

 川べりの木陰で退屈しきっているアリスちゃん。
 ああ、つまらない。
 何かおもしろいことがないかしら。
 と、アクビをしたところへ、
 タタタタっと走ってきたのは、
 車掌さん?

 いえ、車掌の制服を着たウサギさん?

「ふァ?」
「ぐるがる?」(←訳:車掌さん?)

 そう、アリスさんが踏み込むのは、
 『不思議の国』
 ならぬ
 『鉄路の国』。

 どこどこまでも
 《鉄路》が支配する鉄道好きさん大喜びの
 有栖川さん版《アリス》、
 ニヤニヤ笑いが止まらなくなる傑作は
 鉄道マニアさんに激おすすめです!

「ぞくへんッ、きぼうゥでス!」
「がるるぐるるるる!」(←訳:映像化してほしい!)

 読み終わってから
 表紙画を見直すと……またニヤリ♪とさせられる
 メモリアルな作品集を、
 ミステリ好き&ファンタジー好きな活字マニアさん、
 ぜひ、一読してみてくださいね~♫

 
 
  
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夏はやっぱり、恐竜で!

2019-06-19 21:56:49 | ミュゼ
「こんにちわァ、テディちゃでス!
 がおおォ~んッ!」
「がるる!ぐぅる~っ!」(←訳:虎です!ぎゃお~っ!)

 こんにちは、ネーさです。
 ジュラ紀の、或いは白亜紀の森に轟くのは
 巨大な肉食恐竜たちの咆哮……
 なぁんていう風景を思い描きながら、
 はい、本日は読書をサボり、
 こちらの展覧会情報でワクワクいたしましょう~♪
 
  


 
         ―― 恐竜博 2019 ――



 東京・上野の国立科学博物館にて、
 会期は2019年7月13日~10月14日
 (休館日は7/16、9/2、9/9、9/17、9/24、9/30)、
 『THE DINOSAUR EXPO』と英語題名が付されています。

「みィんなァ~だいィすきィ~♫」
「ぐるるがる!」(←訳:恐竜の世界!)

  

 『ゴジラ』最新作が公開された2019年夏、
 上野の科学博物館でも“公開”ラッシュ!が始まりますよ。

「これはァ、はつこうかいィ~なのでス!」
「がるぐるがるるる!」(←訳:米国から来ました!)

 米国はコネティカット州のニューヘイブン、
 イェール大学に付属するイェール・ピーボディ博物館が所蔵する
 肉食恐竜デイノニクスの標本は、
 日本初公開!

 この標本は、ホロタイプ標本という、
 学名の参照基準となる
 一個体の標本なんですって。

 デイノニクスは、
 恐竜は愚鈍な生物だとされていたかつてのイメージを一新、
 素早く活発に行動し、
 温血(恒温)動物であったこと、
 鳥類の恐竜起源説など
 古生物研究に多くの影響を与えている恐竜なんです。
 
  

「こッちもォ、はつこうかいィ!」
「ぐるるがるる!」(←訳:なんと世界初!)

 1965年、モンゴルのゴビ砂漠で発見された
 “謎の恐竜”デイノケイルス。

 前足の部分しか見つからなかったため、
 長らく“謎の恐竜”とされてきましたが、
 近年、頭骨なども発見されて、
 全身復元骨格がこの展覧会で
 世界初公開となりました。

「きょうりゅうゥまにあァさんはァ~…」
「がるぐる!」(←訳:必見です!)

  

「そしてェ、これッ!」
「ぐるるが~る!」(←訳:ムカワく~ん!)

 北海道むかわ町穂別の、
 白亜紀後期(約7200万年前)の地層から発掘された『むかわ竜』は
 骨格の8割以上が揃っている全身化石!
 大型恐竜の化石としては日本初!
 しかも、
 新属新種の可能性が極めて濃厚!
 と報道されたばかりです。

 この展覧会では、
 実物化石と、
 全身復元骨格標本(レプリカ)が展示されますよ。

「れきしのォ、ろまんッ!」
「がるるぐるる!」(←訳:太古のロマン!)

 展覧会開幕までには
 まだ間がありますが、
 『ファミリー券(3.400円)』
 『海洋堂製フィギュアコンプリートセット券(5.00円)』
 『ナイトミュージアム券』など
 既に前売り券が発売されています。

 恐竜大好き!な方々は、
 早目にチケットを入手して
 夏の上野公園へお出掛けしてくださいね~♪
 



 
   では、ここでオマケ画像も、じゃ~ん!と。
   
   『亀田製菓』さんの
   《夏のつまみ種》は、
   ほどよく塩味がきいてます。
   塩分が不足しちゃう夏にぴったりかも?
   「ぱくぱくッ!」
   「ぐるる!」(←訳:ぱくり!)
   美味しいオツマミお菓子、
   ごちそうさまでした♫
   
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縁と絆の、モフモフ愛。

2019-06-18 23:00:07 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 あいすくりーむゥ、かもんッ!」
「がるる!ぐるるがるる!」(←訳:虎です!かき氷カモン!)

 こんにちは、ネーさです。
 冷凍庫が怖ろしいスピードで空ッポになってゆく
 梅雨の晴れ間……
 夏バテの予兆をひしひしと感じながらの読書タイムは、
 さあ、こちらの文庫作品を、どうぞ~♪
 
  


 
      ―― 高遠動物病院へようこそ ――



 著者は谷崎泉(たにざき・いずみ)さん、2019年1月に発行されました。
 ふうぅ、
 前回記事はヘヴィな人間ドラマが織り込まれたSF、
 前々回記事では幻想的な画風の展覧会図録、と
 マジメ路線が続いたものですから、
 ちょっと肩がこってきちゃったような気が……。

「ふァいッ! そんなァときィにはァ~」
「ぐるるるるがるるるるるる!」(←訳:モフモフに癒してもらおう!)

 はい、御本の題名にもありますね、
 動物病院を舞台にした物語には、
 可愛いモフモフ動物たちがドーン!

 ……あら?
 どうしたのかしら?
 ここ、ずいぶんと、そのぅ……。

「そォなんでスゥ!」
「がるるぐるがるるる!」(←訳:そこが問題なんです!)

 そう、高遠動物病院に改善すべき点がありました。

 先生が、無愛想。

 それはもう、無愛想。
 無愛想で、口が悪くて、
 わんこ&ニャンコの飼い主さんたちと
 上手く意思疎通が出来ない。

「ちめいてきィ、でスよゥ!」
「ぐるるっ!」(←訳:でもねっ!)

 無愛想の塊みたいな院長の高遠(たかとお)先生ですが、
 ええ、無愛想なのは人間に対してなのであって、
 動物たちには、ニコニコ、なのです。
 
 格好いいな、賢いな、いい子だな、などなど
 褒め言葉の泉は尽きることがありません。

 人間への無愛想ぶり、
 動物への愛想の良さ、
 そのあまりの違い、あまりの落差に
 森下日和(もりした・ひより)さんは
 衝撃を受けました。

 この動物病院に来たのは
 失敗だったろうか、と。

「ちょッ、ちょッとまッてくださいィ!」
「がぅっるぐるるる!」(←訳:ちょっとでいいから!)

 海外に転勤することになった姉夫婦に頼まれ、
 姉の愛犬《安藤さん》との同居生活を始めた日和さん、
 《安藤さん》に狂犬病の注射をしてもらおうと
 高遠動物病院を訪れたのでした。

 なのに、ふと気付けば
 受付係のお仕事をする羽目に?

「ふッふッふッ♪」
「ぐるるがるるるぐるっる!」(←訳:それが動物病院マジック!)

 日和さんの困惑は深まる一方です。

 もとは保護犬の《安藤さん》を、
 高遠先生は溺愛してくれます。
 誉めまくってくれます。
 でも……それは、なぜ?
 何か複雑な事情がありそうな……?

「そッ、それはァ~…」
「が~るぅ……」(←訳:え~とぉ……)

 腕利きなのに、
 動物が大好きなのに、
 病院を運営してゆく熱意がない?
 いったい、この先生って……?

 物語の語り手=日和さんと、
 もうひとりの語り手さんの愉快な目線で綴られる
 ライトノベル風の“病院奮戦記”は
 動物好きな活字マニアさん、
 特に、あたしニャンコよりワンコ派なの!な方々におすすめです。
 ぜひ、一読してみてくださいね~♪


 
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~ 火星の夢 ~

2019-06-17 23:00:03 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 きょうはァ、まんげつゥでスよゥ!」
「がるる!ぐるるるるーがーる!」(←訳:虎です!ストロベリームーン!)

 こんにちは、ネーさです。
 今日6月17日に昇るお月さまは、
 赤色がかって見える……?
 恋愛運が上がる……?
 ホントかなぁ?と首を傾げたりしながらの本日の読書タイムは、
 こちらのSF作品を、さあ、どうぞ~♪

  


 
         ―― 火星無期懲役 ――



 著者はS・J・モーデンさん、
 原著は2018年に、画像の日本語版は2019年4月に発行されました。
 英語原題は『ONE WAY』、
 はい、SFであり、ミステリであり、サスペンスでもある
 エンタ度満点の野心作がやって来ましたよ♫

「ぶたいィはァ、かせいィ!」
「ぐるる!」(←訳:赤い星!)

 神話の軍神アレスを象徴とし、
 夜空に赤く輝く星――火星。

 火星を舞台にした物語には
 ブラッドベリさん著『火星年代記』、
 C・L・ムーアさん著『シャンブロウ』など
 傑作が少なくありません。

 では、この御本も……?

「いえいえッ、まずはァ~」
「がるるるぐるるるぅ!」(←訳:地球から始めましょ!)

 『地球の緑の丘』という
 SF界ではよく知られる名セリフを最初に使ったのは
 C・L・ムーアさんだと言われていますが
 (《ノースウエスト・スミス》シリーズ中の『スターストーンを求めて』)、
 緑どころか、
 灰色にくすんでいるそこは……

 刑務所の内部。

「わうううゥ! こわいィでスゥ!」
「ぐるるがるるるぐる……!」(←訳:自由のカケラもない……!)

 重罪犯として、
 長期の刑に服役しているフランクリン・キットリッジさん、
 通称フランクさんは、
 不思議な、いえ、面妖な面会人から
 面妖な取引きを切り出されました。

 きみの持つ技能、
 建築の技術を活かしてみないか?

 火星で。

「……うまいィはなしィにはァ~」
「……がるぐる!」(←訳:……裏がある!)

 そう、美味い話には裏があったんです。

 火星基地建設プロジェクトの先遣隊として、
 現地で基地の基礎を組み立てる、
 インフラ整備をする、
 水を、食糧を、空気を、
 何もかも準備しておけ。

「めッ、めいれいィでスかッ?」
「ぐるがる??」(←訳:絶対服従??)

 美味い話の、これが真実。

 刑務所の塀が、
 火星の砂漠に変わっただけで、
 自由など何処にもない――

 ただ、フランクさんは
 或る望み、
 或る希望を抱いていたんです。

  《もう一度人間扱いされるかもしれない》

 その希望に抗うことは
 出来ませんでした。

「じゃあァ、かせいィにィ??」
「がるるるー!」(←訳:行くんだー!)

 おそらくは捨て駒にされるのだと、
 解っていながらも、
 取引きに乗ったフランクさん。

 彼の未来は?
 ささやかな望みが叶う日は来るんでしょうか?

「しィッ! それいじょうゥはァ~」
「ぐるがる!」(←訳:秘密だよ!)

 はい、これ以上のネタばらしは厳禁ですので、
 ミステリ好きさんも
 サスペンス好きな活字マニアさんも、
 火星SF大好物!な方々も、
 ぜひ、本屋さんで御本を手に取ってみてくださいね。

 2019年度のベストSFランキング上位入選ほぼ確実な一冊、
 おすすめです!
 
 
 
 
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書籍でも、《ショーン・タンの世界》!

2019-06-16 22:31:35 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 とおくゥまでェ~みィ~えェ~るゥ~ッ!」
「がるる!ぐっるるがる!」(←訳:虎です!くっきりだね!)

 こんにちは、ネーさです。
 大雨の後で空気中の塵が払われたのか、
 今日は高尾山や陣馬山はもちろん、
 丹沢の山肌も八王子の市街地からくっきり見える一日でした。
 梅雨の晴れ間の陽光と風に感謝しながら、
 さあ、本日の読書タイムは、
 こちらのアートブックを、どうぞ~♪

  


 
        ―― ショーン・タンの世界 ――



 著者はショーン・タンさん、2019年5月に発行されました。
 『どこでもないどこかへ』と副題が付されたこの御本は、
 前回記事で御紹介しました『ショーン・タンの世界展』の
 公式図録なのですが、
 一般の書店さんでも販売されています。

「わァおッ♪ たァくさんッ、のッてるでスよゥ!」
「ぐるるがる!」(←訳:見応えあり!)

 展覧会情報の中でお伝えしましたように、
 タンさんがクリエイターとして
 広く世界に知られるきっかけとなったのは
 2006年に刊行された作品
 『アライバル』でした。

 『アライバル』は(ジャンルでいえば)
 グラフィック・ノベルとされていますが、
 アイディアや技法の点で
 米国のコミック、日本の漫画からも影響を受けている、
 とタンさんはインタビューで語っています。

 結果的には、
 フランスのバンド-デシネに近い画風に落ち着いた、
 というべきでしょうか。

「ものくろォ、でス!」
「がるるる!」(←訳:超繊細な!)

 紙に鉛筆で描いた、
 単色の、
 それでいて、この上なく豊かで雄弁な
 『アライバル』の世界は絶賛されました、けれども。

 表現者・タンさんは、
 鉛筆画に固執することはありませんでした。

 キャンバスに油彩。

 紙にコラージュ、アクリル絵具。

 グワッシュ、ボールペン、色鉛筆。

 さまざまな画材を駆使して、
 タンさんは表現の可能性を探ってゆきます。

「しきさいィ、あざやかッ!」
「ぐるがるるるる!」(←訳:赤が冴えてるよ!)

 この御本は、

 第1章『アライバル』
 第2章『ロスト・シング』
 第3章『遠い国から来た話』
 第4章『夏のルール』
 第5章『油彩――観察的小品』
 第6章『内なる町から来た話(邦題仮題』

 の各章から構成されていますが、
 第5章の『油彩――観察的小品』には
 油彩画家としてのタンさんの作品が
 多数収録されていて、
 『アライバル』しか知らなかったファンの方々は
 驚きを禁じ得ないことでしょう。

 大胆な、荒々しい筆遣いと、
 絵具を重ね塗りした画面の
 ザラついた感じは――

「まるでェ、べつじんッ?」
「がるるるる!」(←訳:間違えそう!)

 章と章の間には、
 岸本佐知子さん、金原瑞人さん、セフィン・リダウトさん、
 原島恵さんによる文章、
 ション・タンさんへのインタビュー、
 タンさんの著作目録も掲載されています。

 タンさんのファンの方々は、
 アート系の書籍を多く扱っている書店さんなら実店舗で、
 近所の本屋さんにはないかも……という場合は
 ネット書店さん経由で、
 ぜひ、手に取ってみてくださいね。
 
  

 なお、ちひろ美術館でこの御本を購入すると、
 ↑こ~んなプチ複製画のオマケがついてきますよ♪

「わはッ♪」
「ぐるる!」(←訳:可愛い!)

 私ネーさがおすすめしたいタンさんの作品は、
 まずなんといっても『アライバル』、
 それに『エリック』という
 小さめサイズの絵本です。
 
 『ショーン・タンの世界展』は
 9月21日~10月14日にかけて
 京都の、美術館『えき』KYOTO へも巡回予定です。

 展覧会で、本屋さんで、
 皆さま、タンさんの作品をお見逃しなく!




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上井草で、《ショーン・タンの世界展》!

2019-06-15 22:17:46 | ミュゼ
「こんにちわッ、テディちゃでッス!
 ふァ~たのしィかッたでスゥ~♪」
「がるる!ぐるるがっるる~!」(←訳:虎です!夢中になったよ~!)

 こんにちは、ネーさです。
 週末恒例、読書をサボってお送りする
 本日の展覧会情報は、
 私ネーさもつい昨日お出掛けしてきたこちらの企画展のお話を、
 さあ、どうぞ~♪

  


 
        ―― ショーン・タンの世界展 ――



 東京・練馬区の ちひろ美術館・東京にて、
 会期は2019年5月11日~7月28日
 (月曜休館、ただし祝休日の場合は開館し翌平日休館、7/22は開館)、
 『どこでもないどこかへ』と副題が付されています。

「めまいィがァ、するほどォ~…!」
「ぐるるる!」(←訳:繊細な線!)

  

 ショーン・タン(Shaun Tan)さんは
 1974年、オーストラリアに生まれました。
 
 タンさんの名を一躍世に知らしめた
 2006年刊行の作品『アライバル』には――

「もじィがァ、ありませんッ!」
「がるるぐるる!」(←訳:絵だけなんだ!)

 言葉は要らない、
 ただ絵だけ。

 絵だけで語り、
 読み手を彼方の旅へ誘う素晴らしい作品は
 世界中で大評判になりました。

  

 この展覧会は、
 日本では初めてとなるタンさんの個展であり、
 『アライバル』を中心に、
 『夏のルール』『ロスト・シング』『セミ』『エリック』など、
 タンさんの主要な作品の原画と習作、
 油彩画、映像作品、立体作品が出展され、
 展示室にはタンさんのアトリエを再現した一画もありますよ。

「あにめェしょんッ、さいこうゥでス!」
「ぐるるがるぅっる!」(←訳:2度も見ちゃった!)

 会場では、
 アカデミー賞短編アニメーション部門を受賞した
 『ロスト・シング』
 (タンさんも監督のひとりとして制作に参加しています)
 のDVDが上映されています。
 
 映像になった『ロスト・シング』は
 書籍とは似て異なる美しさ面白さがありますので、
 じっくり御覧になってくださいね。
 
  

 ちひろ美術館・東京は、
 西部新宿線の上井草駅から歩いて7分の場所にあります。

「ちゅういィ、しないとォ~…」
「がるるるるるぐる?」(←訳:見つからないかも?)

  

 ここは、巨大な看板や
 派手な照明で飾り立てることを避け、
 周囲の景観に溶け込むような建物です。
 けれど、活字マニアさんにも
 アート好きさんにも訪れていただきたい
 珠玉の美術館なのです。

 ショーン・タンさんの世界展も、
 いわさきちひろさんの作品展示も、
 どうか皆さま、ぜひ♪
 

 
 
    では、ここでオマケ画像も、じゃじゃん!
   
    『森永』さんの
    《MOW 宇治抹茶 数量限定》は
    あらっ? マーブル模様?
    「ふたつのォ、まッちゃあじィ?」
    「ぐるーるぅるがる!」(←訳:クリーミィで美味!)
    熱中症対策に冷菓でクールダウンしながら、
    皆さま、穏やかな休日を♫


    
    
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二度読み、三度読み…まだ足りない?

2019-06-14 22:34:36 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 くんくんッ! においィがァ、しまスゥ~!」
「がるる!ぐるがるぐる!」(←訳:虎です!雨の匂いだよ!)

 こんにちは、ネーさです。
 明日6月14日の関東地域は大雨の予報が出ていますね。
 雨量が多くて、風が強くて、気温も低くて……
 はい、そんな日の読書タイムは
 こちらの御本を、どうぞ~♪
 
  


 
      ―― 二度読んだ本を三度読む ――



 著者は柳広司(やなぎ・こうじ)さん、2019年4月に発行されました。
 活字マニアさんには《ジョーカー・ゲーム》シリーズ、
 『トーキョー・プリズン』『風神雷神』他の作品でお馴染みの
 柳さんによるブックガイドであり、
 読書論、というべきでしょうか。

 さあ、では先ず、
 巻末の『あとがき』を読んでみましょう。

「ふァ? あとがきィからァ?」
「ぐるる~?」(←訳:本文は~?)

 別にね、御本のアタマっから順序よく、
 本文を読み始めてもいいんですけど。

 『あとがき』には、
 著者・柳さんの読書体験、
 この御本を執筆した経緯&裏話が記されているんです。
 いえ、これはもう、
 《読書哲学》
 なのかもしれませんね。

「にどォよんだァほんはァ~…」
「がるぐるがる!」(←訳:必ず三度読む!)

   本を二度読むのは、
   それが自分にとって二度読むに値する本だと
   思ったからだ――

 と、『あとがき』で柳さんは書いていますが、
 上の文に続くのは。

   二度読むに値する本に出会う確率は
   極めて低い。
   だから、
   二度読んだ本は必ず三度読む。

「ふゥ~むむむゥ……!」
「ぐるるるるがる~…!」(←訳:分かる気がする~…!)

 世の中にはたくさんの本が溢れている。
 大抵の本は一度読んで、
 あ~面白かった、でお終い。

 でも、一度だけでは足りない、
 消化不良のままのような気持ちになる本というのも、
 確かにある。

「にどォ、よんでェ~…さんどォ、よんでェ~…」
「がるぐるるる!」(←訳:まだ足りない!)

 それは例えば、

 サマセット・モームさん著『月と6ペンス』。

 夏目漱石さん著『それから』。

 小泉八雲さん著『怪談』。

 中島敦さん著『山月記』。

 それらの作品のどこが、
 柳さんの気を引き、袖を引き留めるのか。
 何に、こころ打たれるのか。

「かんがえればァかんがえるゥほどォ?」
「ぐるるがるる?」(←訳:答えは遠のく?)

 司馬遼太郎さん著『竜馬がゆく』を論じながら、
 柳さんは嫉妬に身もだえします。

 高校時代に読み、
 友人と感想を語り合った『竜馬がゆく』を、
 なんと、友人は
 35年後の今も“愛読書だ”と言い切った――

 35年を経ても、色褪せない。
 最初に読んだときの感動が薄れることはない。

 そんな風に言える本と巡り会えたことは
 ほとんど奇跡、
 信じられないくらいの幸運ではないかと。

「いついつまでもォ~」
「がるるぐる!」(←訳:特別な存在!)

 前回記事で御紹介した
 和田忠彦さん著『ウンベルト・エーコ 薔薇の名前』が
 《物語ること》についての思索であったなら、
 柳さんのこの御本は、
 《読むこと》についての思索を重ねた一冊、
 と申せましょうか。
 
 この本だけは手許に置く、
 何があっても捨てたりしない。
 まだまだ、読み足りないんだ!

 という心境に到達している愛書家さん、活字マニアさんは
 ぜひ、手に取ってみてくださいね。
 おすすめですよ~♪
 
 
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~ まだ見ぬ《薔薇》のゆくえ ~

2019-06-13 22:31:20 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 ♪おもちゃのォ~♪ちゃちゃちゃッ♪」
「がるる!ぐるるぅがるーぐる!」(←訳:虎です!おもちゃショー開幕!)

 こんにちは、ネーさです。
 《東京おもちゃショー2019》のテーマは、
 “おもちゃで世界を笑顔に”。
 昭和を代表する強面作家・野坂昭如さんが作詞した
 可愛いらしい楽曲『おもちゃのチャチャチャ』を歌いながら、
 さあ、本日の読書タイムは、
 こちらの御本を、どうぞ~♫

  


     
      ―― ウンベルト・エーコ 薔薇の名前 ―― 



 著者は和田忠彦(わだ・ただひこ)さん、2018年9月に発行されました。
 NHKのEテレで放送されている《100分de名著》のテキスト本には
 『笑いは知の限界を暴く』と副題が付されています。

「でんせつゥのォ、みすてりィ……!」
「ぐるがるぐる……!」(←訳:謎が謎を呼ぶ……!)

 伊語の原題は『Il Nome Della Rosa』、
 日本語の題名『薔薇の名前』は伊語をそのまま訳したものですが、
 “伝説の”と形容するに相応しい小説作品です。

 原著は1980年にイタリアで、
 日本語版は1990年に発行、
 全世界での発行部数は5500部を超え、
 いまだに版を重ね続けるロングセラーの著者さんは、
 ウンベルト・エーコさん(1932~2016)。

「きょうじゅゥせんせいィ、なのでス!」
「がるるるるぐる!」(←訳:イタリアの叡智!)

 トリノ大学、ボローニャ大学、フィレンツェ大学、
 ミラノ大学、ボローニャ大学、と
 ヨーロッパきっての名門大学で教鞭をとったエーコさんは、
 専門は記号学ではありましたが、
 文芸評論家、哲学家さんでもありました。

 そんな《知の巨人》さんが
 初めて著した小説『薔薇の名前』には、
 さまざまな仕掛けが施されていることが
 刊行当初から指摘されています。

「さいごまでェ、あかされないィ~?」
「ぐるるがるる?」(←訳:答えはどこに?)

 物語は、《わたし》の語りから幕を開けます。

 《わたし》は、
 入手した書物の内容について語り始め、ます、が……

 《わたし》とは何者?
 書物って、どんなの?

 そんな重要な事柄を中途半端に置き去りにし、
 書物の中の物語はどんどん進行してゆきます。

 バスカヴィルのウィリアムさんという、
 不思議な修道士さんに導かれて。

「ふしぎィすぎまスゥ!」
「がるぐる?」(←訳:素性不明?)

 フランチェスコ会、ベネディクト会、ドミニコ会、
 異端審問官と、もと異端審問官。
 言葉をあやつる彼らの駆引きは、
 彼らを操る作者・エーコさんのたくらみは?

 エーコさんと交流があり、
 “親戚のおじさんのよう”と形容する著者・和田さんは、
 『薔薇の名前』各章をあらためて検証し、
 エーコさんの功績を振り返りながら
 問い掛けます――

 ものがたり、とは?

 物語ること、とは?

「それもォ、なぞォでス!」
「ぐるるるがるる!」(←訳:解けない謎だね!)

 エーコさんは、
 おそらく出版社さんからは強く請われたに違いありませんが、
 バスカヴィルのウィリアムさんの前日譚・後日譚を
 著述することはありませんでした。
 
 もし、修道士ウィリアムさんの別の物語が
 描かれていたなら、
 そこにはどんな《謎》が生まれたのか。
 読書界にどれほどの衝撃を与えたか――

 2018年9月に放送された番組内容を
 書籍化したこのテキスト本は、
 放送終了後の現在でも販売されていますので、
 書物の『薔薇の名前』、
 あるいは映画版『薔薇の名前』ファンの方々は
 ぜひ、手に取ってみてくださいね。
 おすすめです!
 

 
 
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夏の上野は、《三国志》!

2019-06-12 23:18:34 | ミュゼ
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 らぐびィーわァーるどォかッぷゥまでェ~…」
「がるる!ぐるがるるるぐっる!」(←訳:虎です!あと100日だって!)

 こんにちは、ネーさです。
 ラグビーワールドカップの開催まで100日!
 毎日がラグビーのニュース漬け!っていう事態は
 いったいどんなものなんでしょう?
 未知なる世界に高揚したり心配したりしながら、
 さあ、本日は読書……をサボり、
 こちらの展覧会情報を、どうぞ~♪
 
  


 
           ―― 三国志 ――



 東京・上野の東京国立博物館 平成館にて、
 会期は2019年7月9日~9月16日
 (月曜休館、ただし7/15、8/12、9/16は開館して7/16は休館)、
 『THREE KINGDOMS UNVEILING THE STORY』と
 英語題名が付されています。

「わほッ? きんぐゥだむゥ??」
「ぐるる~!」(←訳:来たね~!)

  

 はい、来ましたね!
 チラシ(フライヤー)に、

  《いざ、リアル三国志へ参らん》

 とありますように、
 この展覧会のテーマは、
 三国志の世界!

 2世紀末、
 漢王朝の勢威が次第に弱まり、
 大陸各地で新興勢力が次々と生まれ、
 やがて魏(ぎ)・蜀(しょく)・呉(ご)が
 天下を分かつ時代へ――

「ふァいッ! えいがッ、みましたでスゥ!」
「がるるぐるるるがっるる!」(←訳:小説や漫画にもなってる!)

 TVでは人形劇も制作されたし、
 ゲームもヒットしてるし、
 21世紀のいまも
 人々の心をとらえて離さない《三国志》ですが、
 今夏、東京国立博物館に集うのは
 フィクションではなく、
 リアル!な《三国志》です。
 
  

 魏の石碑、
 富裕層の墓に置かれたという
 蜀の揺銭樹台座(ようせんじゅだいざ)、
 呉の墓から出土した貨客船をモチーフとする文物
 (上記はいずれも3世紀のもの)
 といった展示品と、
 曹操高陵(そうそうこうりょう)の発掘など、
 最新の調査と研究の成果から
 新たに見つめ直す
 特別展《三国志》へは――

「まえうりィちけッとォ!」
「ぐるるるるる!」(←訳:面白いんだよ!)

 図録とセットの前売り券は
 既に完売してしまったのですが、
 《真・三國無双シリーズ》キーホルダー付き前売り券、
 横山光輝さんの漫画『三国志』の名場面をデザインした
 ブックカバー付き前売り券は、
 現在発売中です。

「いそがないィとォ~!」
「がるぐるるるぅる?」(←訳:また売切れちゃう?)

 この展覧会は、
 10月には九州国立博物館へも巡回する予定です。
 チケットや関連イベントの詳細を、
 公式HPやSNSで確認してから、
 《三国志》ファンの皆さま、
 ぜひ、お出かけを♪
 
 



    では、ここで夏モードのオマケ画像も!
   
    『明治』さんの
    《VAAM》は、
    水分と塩分とアミノ酸も補給できますから、
   「おきにいりィ、なのでス!」
   「ぐるるるる!」(←訳:美味しいし!)
    はい、おすすめですよ~♫ 


  
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― 挿絵で知る《ものがたり》の美 ―

2019-06-11 23:28:32 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 やッたでスねッ、たんたんくんッ!」
「がるる!ぐるがるるるる!」(←訳:虎です!人気あるんだよ!)

 こんにちは、ネーさです。
 今月8日のこと、
 ベルギーの漫画家エツジェさんの人気作《タンタン》シリーズの、
 『タンタン、ソビエトへ』表紙絵が競売にかけられ、
 112万ドル(一億二千万円)で落札されました!
 さすがタンタンくん!と感心しながら、
 本日の読書タイムは
 タンタンくんと同じく20世紀前半の
 《絵のある本》を特集するこちらのアートブックを、
 さあ、どうぞ~♪
 
  


 
    ―― 美しい挿絵で見る!おとぎ話の世界 ――



 ㈱総合図書から2017年5月に発行されたMOOK本には、
 『挿絵黄金期の画家たちによる魅惑の空想世界に浸る』と
 副題が付されています。

 前回記事で御紹介しました『グリムの森へ』に
 挿絵が多数掲載されていたことはお伝えしましたが、
 文庫である『グリムの森へ』では、
 挿絵のサイズが小さくて、
 モノクロであったのに比べて――

「こッちはァ、からふるゥ~でス!」
「ぐるがるっるぐるるぅ♫」(←訳:色があるっていいなぁ♫)

 エルジェさんが《タンタン》シリーズの制作を始めたのは、
 1920年代から、とされています。
 画面一杯に描き込まれたオシャレな小道具、
 最新流行のファッション、
 建築の描写もすっきりしていて、
 全体のスタイルは完全にアールデコ。

 対して、
 名作と謳われる《挿絵黄金期》の作品は、
 殆どが20世紀初頭から1930年代に制作されています。
 なので、スタイル的には
 アールデコよりも
 アールヌーヴォーに近い、と申せましょうか。

 ただ、意外と言ってはナンなんですけれど、
 《黄金期》の挿絵本って、
 “自由”なんです。

「てーまッ、なんでもォありィ!」
「がるぐる~!」(←訳:制限無用~!)

 シェイクスピア作品に
 アラビアンナイトの中東世界、
 グリム童話では中世を、
 アンデルセン童話の近代社会、
 『不思議の国のアリス』のパンク&シュール、
 日本や中国など東洋の伝説や、
 E・A・ポーさんのホラーな物語も、
 挿絵画家さんたちは
 見事に描きあげてみせました。

 逆説的ではありますが、
 タンタンくん風のアールデコスタイルだと、
 この“自由”さについてゆけない、のよね。

 だって、タンタンくんの画調で
 ポーさんの『赤死病の仮面』や
 『アッシャー家』の挿絵を描いても、
 あの禍々しい怖さが出ないでしょ?

「たいせつゥなのはァ~…」
「ぐるる!」(←訳:雰囲気!)

 この御本の中で
 とりわけ注目していただきたいのは、
 エドマンド・デュラックさん(1882~1953)。

 東洋美術に関する知識も深かったデュラックさんの代表作は、
 『アラビアンナイト』、
 『アンデルセン童話』、
 シェイクスピアさん作『テンペスト』他。

 そう、デュラックさんの影響力は大きく、
 ディズニー映画『アナと雪の女王』、
 『美女と野獣』『アラジン』の、
 美術デザインの大部分は
 デュラックさんの作品を参考にしていると言っても
 ぜんぜん大袈裟じゃないんです。

「もッとォ、ひょうかァしてほしいィでスゥ!」
「がるるぐるるるるるる!」(←訳:偉大な画家さんたちを!)

 可愛い、美しい、
 けれど、決して原作を曲げることをしない
 超一流の挿絵たち――

 この御本には、
 著名な挿絵画家さんたちの略伝、
 挿絵画家さんの代表作などが取り上げられていて
 《挿絵黄金期》入門編として
 おすすめの一冊です。
 アート好きさん、書籍デザイン好きな御方は
 ぜひ、覗いてみてくださいね~♪
 


 
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