「こんにちわッ、テディちゃでス!
らいしゅうゥはァ、げッしょくゥ~!」
「がるる!ぐるるるがるる!」(←訳:虎です!晴れるといいな!)
こんにちは、ネーさです。
5月26日はスーパームーン皆既月食!
午後6時44分頃から
月食が始まるそうですよ。
どうかどうか当日は晴れますように、と
週間予報を眺めながら、
さあ、読書タイムです。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪
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―― 祈りのカルテ ――
著者は知念実希人(ちねん・みきと)さん、
単行本は2018年に、
画像の文庫版は2021年2月に発行されました。
短編5作品+エピローグ1編から成る
“連作医療ミステリ”です。
「なのでェ、しゅじんこうはァ~…」
「ぐるるーがる!」(←訳:ドクターです!)
諏訪野良太(すわの・りょうた)くんは、
ドクターではあるんですけど、
”ギリギリ”ドクター、
と言ったらいいんでしょうか。
医師国家試験に合格し、
現在は研修医さん。
初期臨床研修の只中にあります。
それはつまり、
別の意味でも”ギリギリ“を意味していまして。
「どれにィ、しようゥ??」
「がるぐる!」(←訳:専門分野!)
研修の期間は2年。
その間に、
内科・外科・小児科・産婦人科・救急など、
数ヶ月ごとに様々な科を回ってゆき、
医師としての基礎的な力をつける。
母校の純正医大付属病院で
研修に勤しみつつも、
良太くんは迷いに迷っています。
研修終了後、どうすべきか?
外科医? 内科医?
小児科医? それとも?
俺はどのジャンルの、
どんな医者になればいいのか……。
「それェ、だいじィでス!」
「ぐるるがるぐるる!」(←訳:一生の問題だよね!)
良太くん自身にとって、
また良太くんに診てもらう患者さんにとっても
重要な問題を、
気軽に決めちゃうことはできません。
『彼女が瞳を閉じる理由』では精神科。
『悪性の境界線』では外科。
と、物語は
良太くんが研修する科の内容に寄り添いながら
進んでゆきますが……。
「どこにィ、いッてもォ?」
「がるぐるるるるぅ!」(←訳:謎がふりかかるぅ!)
『冷めない傷痕』では皮膚科。
『シンデレラの吐息』では小児科。
『胸に嘘を秘めて』では循環器内科。
各科での研修体験を終えて、
さて、良太くんが選んだ《道》は。
「そのォこたえェはァ~!」
「ぐるるーるる!」(←訳:エピローグで!)
科から科へ、さまよう2年間。
長~い回り道?
それとも、
これが最短路?
患者さんたちの迷路と、
研修医・良太くんの迷路を
すっきり解き明かしてゆく連作ミステリは、
ミステリ好きさんにも、
医療モノが好きな活字マニアさんにも
おすすめですよ。
ぜひ、一読してみてくださいね♪
らいしゅうゥはァ、げッしょくゥ~!」
「がるる!ぐるるるがるる!」(←訳:虎です!晴れるといいな!)
こんにちは、ネーさです。
5月26日はスーパームーン皆既月食!
午後6時44分頃から
月食が始まるそうですよ。
どうかどうか当日は晴れますように、と
週間予報を眺めながら、
さあ、読書タイムです。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪

―― 祈りのカルテ ――
著者は知念実希人(ちねん・みきと)さん、
単行本は2018年に、
画像の文庫版は2021年2月に発行されました。
短編5作品+エピローグ1編から成る
“連作医療ミステリ”です。
「なのでェ、しゅじんこうはァ~…」
「ぐるるーがる!」(←訳:ドクターです!)
諏訪野良太(すわの・りょうた)くんは、
ドクターではあるんですけど、
”ギリギリ”ドクター、
と言ったらいいんでしょうか。
医師国家試験に合格し、
現在は研修医さん。
初期臨床研修の只中にあります。
それはつまり、
別の意味でも”ギリギリ“を意味していまして。
「どれにィ、しようゥ??」
「がるぐる!」(←訳:専門分野!)
研修の期間は2年。
その間に、
内科・外科・小児科・産婦人科・救急など、
数ヶ月ごとに様々な科を回ってゆき、
医師としての基礎的な力をつける。
母校の純正医大付属病院で
研修に勤しみつつも、
良太くんは迷いに迷っています。
研修終了後、どうすべきか?
外科医? 内科医?
小児科医? それとも?
俺はどのジャンルの、
どんな医者になればいいのか……。
「それェ、だいじィでス!」
「ぐるるがるぐるる!」(←訳:一生の問題だよね!)
良太くん自身にとって、
また良太くんに診てもらう患者さんにとっても
重要な問題を、
気軽に決めちゃうことはできません。
『彼女が瞳を閉じる理由』では精神科。
『悪性の境界線』では外科。
と、物語は
良太くんが研修する科の内容に寄り添いながら
進んでゆきますが……。
「どこにィ、いッてもォ?」
「がるぐるるるるぅ!」(←訳:謎がふりかかるぅ!)
『冷めない傷痕』では皮膚科。
『シンデレラの吐息』では小児科。
『胸に嘘を秘めて』では循環器内科。
各科での研修体験を終えて、
さて、良太くんが選んだ《道》は。
「そのォこたえェはァ~!」
「ぐるるーるる!」(←訳:エピローグで!)
科から科へ、さまよう2年間。
長~い回り道?
それとも、
これが最短路?
患者さんたちの迷路と、
研修医・良太くんの迷路を
すっきり解き明かしてゆく連作ミステリは、
ミステリ好きさんにも、
医療モノが好きな活字マニアさんにも
おすすめですよ。
ぜひ、一読してみてくださいね♪