今日から1週間を「花週間(フラワー・ウィーク)」と称して、夏~秋の、いわば「旬の花」の写真を掲載することにします。
1日目の今日は、彼岸花(ヒガンバナ) です。
別名「曼珠沙華(マンジュシャゲ)」または「マンジュシャカ」とも発音する彼岸花は、文字通り秋のお彼岸の頃に咲くのが普通です。 しかし、今年は猛暑続きで異変が生じたのか、お彼岸を迎えた時期でもほとんど咲きませんでした。 全国的に開花時期が大幅に遅れたようです。
(↓)は低山地の里山に生えていた半野生の彼岸花です。
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万葉集では 彼岸花は「壱師(いちし)の花」として1首だけ詠われております。 しかし、壱師の花はギシギシ、イタドリ、または イチゴという説もありますが、彼岸花という説が一般には多いようです。
道の辺の 壱師の花の いちしろく 人皆知りぬ 我が恋妻は (柿本人麻呂)
(↑)だけでは寂しいので、ちょっとケバイですが…
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