皆様ご存知の モズ (百舌鳥、鵙)は、狩りをする鳥なので、嘴(くちばし)の先が鋭い鉤(かぎ)状になっています。 (↓)は過眼線が黒色なので♂です。
モズは肉食性で、昆虫、小鳥、トカゲ、カエル等を捕らえ、いわゆる「はやにえ」を作ります。 捕らえた食物を尖った小枝や刺(とげ)に突き刺したり、引っ掛けたままにしておく習性があり、それら小枝などに放置されたものが「モズのはやにえ」と呼ばれます。
(↓)は捕らえた芋虫(?)を銜えた姿です。 尾を撥ね上げて狩りの成功を自慢(?)しています。
(↓)は背中を見せてこちらを振向いている姿です。 背中から腰は青灰色で、長い尾を持っています。 お腹が小太り気味なので、ちゃんと食事をしているようですね(笑)。
モズは、『キィーキィー』と大きな声で鳴き、この声を昔から「高鳴き」と呼んでいます。 これは、肉食性のモズが餌の少ない冬季を過ごすための縄張りを主張し確保する目的のためと考えられているようです。
(画像をクリックすれば大きくなりますので、お試し下さい)