過日、シジュウカラの巣 を見つけました。
シジュウカラ(→ こちら)の巣は 洞穴借用型で、樹洞、キツツキの古巣、石垣の隙間や穴、巣箱などを利用して作るようです。 逆に言えば、巣箱を利用する小鳥の代表がスズメで、次がシジュウカラだそうです。
里山の麓の公園の外れにある、壊れて使われていない或る設備に、ちょうどいい大きさの穴が開いているので、格好の巣箱と思って シジュウカラが巣をかけたようです。 里山から下山してきた時、一瞬、小鳥が目の前を横切ってこの設備の中に飛び込んだのに気がついて、遠くからしばらく観察してみると、シジュウカラの巣だと判りました。
番(つがい)が餌を銜えて穴の中に消えるので、中に雛(ヒナ)がいることが判りました。
今日は、親鳥が餌を運んで来る姿を見て頂きましょう。 説明はありません。
(尚、写真では、巣の場所の特定を少しでも避ける為、設備の穴の上に付いているプレートの文字をぼかし加工してあります。 また、設備から電気配線は取り外されていること(→ ショートによる火災防止)等を、公園管理者に確認しました。)
(画像をクリックすれば大きくなりますので、お試し下さい)
< 注 記 >
「日本野鳥の会」や「日本鳥類保護連盟」では、営巣中(巣作り中含む)の巣(巣穴・巣箱・巣台などを含む)、およびその巣にいるヒナ、あるいはその巣に入ろうとしている親鳥の撮影は極力避けよう(特に、フラッシュ撮影は厳禁)と言っていること、そしてその理由を理解した上で、野鳥の習性を熟知しているベテラン会員さんの立会い指導の下、巣から離れた藪の陰から、上記に掲載した(および今後掲載する)写真を撮影したことを、念の為に申し添えておきます。
(追記) シジュウカラ(3)は(→ こちら)です。