サンショウクイ (山椒食) は本州以南に夏鳥 として飛来し、平地から山地の落葉広葉樹林に住み、昆虫やクモなどを捕食します。
サンショウクイは全長20センチ位で、雌雄とも腹面は白いが背面は灰色で翼は黒いのが特徴です。 国と県の絶滅危惧II類 に指定されています(ので、観察難易度が高い鳥です)。
オスは前頭部(オデコ)が白いが頭頂部から後頭部が黒色、メスは前頭部から後頭部まで灰色です。 よって、(↑)も(↓)も サンショウクイのメス のようです。
(↓)がサンショウクイの体下面です。 尾羽の下面に模様?があるような……。
サンショウクイの和名は漢字で書くと「 山椒食い 」で、その鳴き声が 辛い山椒の実を食べて「ヒリリ、ヒリリ」と鳴いているように聞こえる(→ 私めにはヒーリーリ、ヒーリーリと聞こえましたです)ということでこの名前が付けられたそうです。 「山椒は小粒でもピリリと辛い」という諺から連想されたもので、こういう ひねりが効いた名前、大好きですわ、私めは。(笑)
(画像をクリックすれば大きな画像になりますので、お試し下さい)