年金暮し団塊世代のブログ

男寡になった団塊世代の年金の現実と暮らし向きをブログで。 今や仕事になった鳥撮り(野鳥撮影)の成果もアップします。

クイナ

2018年04月18日 | 写真~野鳥

このブログで取上げた166種類目の野鳥になったのは クイナ (水鶏、秧鶏、水雉) で、本州中部以南の水田、河川、湖沼周辺の湿地に冬鳥 として飛来(北日本ではごく少数が繁殖)しますが、数は少なく 珍鳥 と言える野鳥です。




クイナは全長29センチ程で、鳩よりやや小さい位ですが、体の大きさに対して長めの嘴(くちばし)の上側は黒いですが下側は赤くなっているのが特徴の一つです。

クイナの体色の特徴は、上面の羽衣は黄褐色で、羽軸に沿って黒い斑紋が入り黒い縦縞状に見えること、顔から胸は青灰色ですが、目の下と胸はオリーブ褐色なこと、脇から下腹と下尾筒は鮮やかな白と黒の粗い横縞模様になっていることです。






クイナは警戒心が強い鳥で、しかも半夜行性なので日中は藪に潜んでいることが多く、明るい場所へは滅多に出てきません。  (↓)はオバネを上げて警戒しているクイナの後ろ姿です。


クイナはニワトリのような太い赤い脚が目立ち指も長く、そのしっかりした脚で歩く生活をしています。  飛ぶ姿を見ることは稀で、まずありません。  (↓)は翼を広げるクイナの珍しい姿です。


クイナは主に淡水の湿原、湖沼、水辺の竹やぶ、水田などに生息し、カエル、エビ、カニ、水生昆虫、魚、植物の種子や芽などを食べる雑食です。  (↓)は顔まで水につけて餌を捕る珍しいクイナの姿です。


クイナは珍しい野鳥なので、次はいつ出会えるか判りませんので、写真が多めですが、御容赦ください。






クイナは国(環境省)のRDBでは何にも指定されていませんが、都道府県別には、千葉県では絶滅種に、東京都と高知県では絶滅危惧Ⅰ類に、その他12府県で絶滅危惧Ⅱ類に指定されています。


(画像をクリックすれば大きな画像になりますので、お試し下さい)



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