登山者の救助に向かったヘリコプターが落ちたニュースに又落ちたのか、救助隊の人たちも大変だなと思っていたら、何とそのパイロットが何時もの頂門の一針によく寄稿されている平井さんの縁続きの方だと書かれていた。驚きである。世間は広そうで狭い。
その寄稿の中に、ヘリコプターは世界一安全な乗り物とありました。これは意外です。
中高年の登山に思う 平井 修一
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航空関係者から聞いたことがあるのだが、ヘリコプターは世界一安全な乗り物だという。…以下略
サーチしてみました。
ウィキペディア:ヘリコプター
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オートローテーション [編集]
エンジン故障などにより動力を失ったヘリコプターでもすぐには墜落しないよう、オートローテーションと呼ばれる操作によって緩やかに降下できるよう工夫されている。それは竹トンボがゆっくりと地面に着地するように、又はカエデの種子が風を受けてクルクルと回転しながら舞い降りるように、ゆっくりと降下する方法である。
オートローテーションは、機体の降下によって生まれる空気の流れからメインローターの回転力を得る飛行方法であり、推力を生むメインローターだけでなくテールローターや補機類も駆動される。基本的にヘリコプターは、このオートローテーションによりすべてのエンジンが停止しても安全に着陸する事が可能である。ただし全ての飛行状態においてオートローテーションが行えるのではなく、前進速度や高度が不足している場合は、オートローテーションに移行する前に墜落してしまう可能性がある。パイロットは常にこれらの事を念頭に置いて機体を操縦する事が求められる。ヘリコプターパイロットにとってオートローテーションはヘリコプターの操縦に必須の技術とされており、必ずその訓練を受ける。技能試験では、規定高度から地上の規定の広さの中へ安全に模擬着陸できることが要求される。…以下略
飛行機事故に比べてヘリコプターの事故のニュースはよくあるので、危険な乗り物だと勝手に思ってたので世界一安全な乗り物というのは意外でした。
その割に事故が多いというのはそれだけ危険な場面で使われていると言うことじゃないでしょうか。能力が有る故の危険度でしょうか。
それにしても、団塊の世代を含む中高年の登山が増えており、今回の様な遭難騒ぎも多いようですが、皆さん元気ですね。元気は良いですが、自分の楽しみで他人を巻き添えにするのは考え物じゃないでしょうか。
自分だけは大丈夫と思うのでしょうが、危険はいつ何時襲ってくるか解りません。できるなら世間の邪魔にならないように大人しくしていた方が良いと思うのは私だけでしょうか。
その点、旅行に出るにも資金もなく、一日中インターネット三昧の私なんかは事故に会う確率は低そうです。とは言いながらもどんな事で他人に迷惑をかけることになるかは分かりません。せめて確率を低くする事に心がけますか。
一寸先は闇!