第3968回でも取り上げた今年の熱中症による死者のニュースで不思議だったのは埼玉県が突出して多かったことである。何故だろうかと思いながらも、深く追求もしませんでしたが、やはり原因があったようです。それもとんでもない理由です。想像もしませんでした。
YOMIURI ONLINEより 2010年8月13日
この夏の猛暑で、熱中症による死者が相次いでいる。
中でも多いのが埼玉県だ。11日現在で47人。疑い例を含めると70人に迫る勢いだ。総務省消防庁が集計する全国の死者数(7月~8月8日)は112人で、その突出ぶりが目立つ。埼玉だけがどうして?…中略
実は、埼玉県内の熱中症による死者数を集約しているのは、殺人事件などを担当する県警捜査1課だ。「変死事案の最重要事項は事件性の有無」と位置づける捜査のプロ集団が今季から、事件性のない「熱中症死」を取りまとめるという仕事に乗り出した。担当幹部によると、「周囲が気を配れば、防げたはずのケースが多い。警察が積極的に注意を促せば、『人ごとではない』と感じてもらうことができる」との思いがあったという。
救急搬送を行う消防機関の情報だけで熱中症事例を把握する他の都道府県とは、当然、差が出る。消防庁のデータは、救急外来の初診時に死亡が確認された人に限られるが、埼玉県警は、発見現場で死亡が確認されるなどして医療機関に搬送されなかった死者まで集計するからだ。
7月23日に初めて公表された死者数は衝撃的だった。他の都道府県が軒並み1~3人だったのに対し、埼玉は梅雨明け後6日間で17人を数えた。
埼玉で今年、「熱中症死」に分類されるケースの中には、従来なら「心不全」「多臓器不全」などとして処理された例が含まれているという。県警が7月中旬以降、死体検案書を作成する医師に「死因は熱中症かどうか、明確にしてほしい」と、現場レベルで声をかけるようにした結果だった。
県警幹部は「警鐘を鳴らそうと努力した結果、統計上、埼玉が突出する形になった」と打ち明ける。…以下略
しかし、これはちょっと国民をバカにしているのじゃないでしょうか。集計の方法や部署が違うものを同じ集計として発表されたのじゃ何を信じて良いのか全くわかりません。こんなことが当たり前のように行われているとすれば、政府による発表なんて全く信じられないことになります。
しかし、考えてみればこんなことは当然のごとく行われていると考えた方が良いのかもしれません。特に、マスコミの発表する内閣の支持率などはその典型かもしれません。自分たちの都合の良い方向に世論を向けるために捏造した数字を発表していることは間違いなさそうです。
それにしても、統計の数字さえこれなのですから、ニュースなど常に政府やマスコミの意向が入っていると頭から疑ってかかるべきなのでしょうね。それでなくても自虐史観で日本を陥れようとしている人達が政府やマスコミに沢山いるというのですから。その典型が今の民主党政権なのでしょうね。
日本人よ油断するな!