第3980回の「彊」に次いで、またしても無知を思い知らされました。
8月18日読売新聞コラム「日めくり」より
しのつく雨 ― 一天にわかに…
言葉の響から、しとしと降る雨と誤解しがちだが、漢字で書けば「篠突く」。篠竹(群がって生える細い竹)を束ねて突き立てるように、細かいものが一斉に飛んでくる様子を表す。雨粒が地面に激しくたたきつけてくるのが「しのつく雨」だ。広重の版画「東海道五十三次」の「庄野」は、墨色の空から地面に向かって斜めに無数の雨がえがかれていて、しのつく雨がうまく表現されている。
「しのを突く」「しのを束ねる」ともいう。風も加わって大荒れになるのは「しのを乱す」。こうなるともう傘は役に立たない。
しのつく雨が「篠突く」であり「篠竹」とは全く想像もしませんでした。もっとも、しのつく雨なんて小説では目にしますが、実生活で使ったこともないのでしかたの無い事かもしれませんが、相変わらずの無知振りに悲しくなります。
今更ですが、日本語の勉強が必要なようです。さて、とりかかるか、それとももう残り少ない人生、きっぱりと諦めるか。
どうしよう!