第3843回等で何度も取上げてきた黄砂ですが、具体的な健康に対する影響がわかってきたようです。
18日、読売新聞より
ぜんそくリスク黄砂で3倍 小学生の発作入院 京大調査
黄砂が中国大陸から飛来した日は、小学生がぜんそくの発作で入院するリスクが3倍以上に高まることを、京都大の金谷久美子医師と伊藤功朗序教らが突き止めた。黄砂が微生物や大気汚染物質を運ぶことは知られていたが、子どもたちの健康に深刻な影響を及ぼしている実態が浮き彫りになったのは初めて。米国胸部疾患学会誌で発表した。
金谷医師らは2005~09年の2~4月、富山県内の基幹8病院にぜんそくで入院した1~15歳の計620人について、入院する前の1週間に黄砂が飛来した日があったかどうか、環境省の大気測定データで調査。入院とは無関係な基幹の黄砂の有無も調べ、黄砂と入院との関係を比較した。
その結果、黄砂当日に入院するリスクは普段の1.9倍、小学生に限ると3.3倍高かった。黄砂の飛来から1週間は、入院リスクが普段の1.8倍という高い状態が続いていた。男子は黄砂当日の入院が多いのに対し、女子は数日後に入院するケースが目立つという。
伊藤助教は「学校や家庭で黄砂予報を活用して窓を閉めるなどの対策を講じれば、入院するほどの発作は減らせるのではないか」と話している。
症例が少ないのでまだ何とも言えないのでしょうが、それでもこれはありそうですね。
あの砂嵐の北京なんか相当な被害が出ていそうなものですが大きな問題にはなりませんね。これも共産党一党支配による情報の遮断が効いているのでしょうね。
元はと言えば、中国政府がモンゴルの移動しながらの放牧生活を禁止して定住を図ったたことによりヤギが牧草を根こそぎ食べてしまうようになり牧草が生えなくなってしまったことが原因だそうです。
本当に中国は日本に災害しかもたらしませんね。そんな中国に日本を売ろうとしている民主党も何を考えているのやら。
妙な事が多すぎます!