団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

アオスジアゲハ

2010年08月02日 | 日記・その他

  第3303回で取り上げた楠の若葉を食べて成長するアオスジアゲハの幼虫に異変が起きているようです。と言っても我体育館だけのことですが。
  
第3533回で書いた楠の謎の枯れ死の後、アオスジアゲハの糞か木屑のような落下物が全く見られなくなったのです。あの枯れ死事件により若葉が少なくなったので来なくなったのかな位にしか思っていませんでしたし、内心は、毎日の掃除が必要なくなって喜んでいました。

  ところで、あの脱皮したものだと思っていたものはどうやら糞のようです。どうも脱皮したものにしては数が多すぎるし幼虫に比べても小さいので疑問だったのですが、もう一度サーチして見つけました。

   2008年・アオスジアゲハの観察日記(1) → 2008年9月16日 食事中 → 

 まさにこの通り、ドーナツのような丸い木屑のようなものです。結構硬いので糞というイメージがなかったので脱皮だと思い込んでしまってました。

  さて、その糞ですが、今年、妙なことに気が付いたのです。第3460回で書いたケヤキの下に、あの糞のようなものが大量に落ちてきているのです。下を掃除しているとそれがパラパラと落ちてくる音がするし頭に当たったりするのです。
  それでも、最初はまさかアオスジアゲハの幼虫の糞とは思い至りませんでした。あれは楠に産卵するものとの固定観念が強すぎたのです。しかし、ふと、「あれっ、もしかしたらあの糞じゃないだろうか」と思いついたのです。そう思うと、どう見てもあの糞のようです。
  ということは、楠からケヤキに産卵場所を変えたとしか思えません。それなら、枯れ死事件の楠の方に糞が無くなったのと話が合います。
  それにしても、アオスジアゲハは楠にしか卵を産まないと折角仕入れた知識が見事に裏切られました。近くには枯れ死事件の楠以外にも横の道路の中央分離帯にも楠がたくさん植えられているのに何故ケヤキなんでしょう。私と同じでものぐさやの親だったのでしょうか。
  しかしながら、あの大量の糞掃除にはがっかりします。後のことを考えずに植木をやたらに植えないでほしいものです。設計するときには見かけの綺麗さに満足するのじゃなく後のメインテナンスまで考えてください。それがプロでしょう。

お願いしますよ!