団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

欧米の陰謀

2014年04月08日 | 国際

  第326の 「くじら・麻・働く女性」で欧米先進国のわが国の伝統を 破壊する横暴を書きましたが、これはやはり我が国だけではないようです。
  兎に角、事の道理より自分たちの利益 になるかどうかが判断基準という民度の低さが他国、特にアジアやアフリカなどへの道理をはずれた要求になる のじゃないでしょうか。

 以前から、人権問題に五月蝿いくせに中国に 対するチベットなどへの侵略には触れようとしないその態度にどうも納得が行かないものがあります。
 もう一つは、あのダライ・ラマ 氏が独立を求めないと表明していることでした。
 何時もの、平井修一さんが その謎を解いてくれる素晴らしいブログを紹介してくれていました。
   

  ガツンと一発よ り  2014-04-01


  私 の「身辺雑記」(88)平井修一

  …略

 サイト「酒井信彦の日本ナショナリズム」 から――

  <な ぜダライラマはチベット独立を放棄したのか『月刊日本』2014年4月号

  二月二十一日、ホワイトハウスでオバマ大統領がダライラマと会見した。中共は強く反発して見せたが、これは明ら かに完全な出来レースであった。アメリ カは中共に配慮して、チベットが中共の領土であることに、ことさらに言及した。そして、ダライラマと中共との対話が 促進されるべきことを、いつもの決まり 文句として繰り返した。

  要するにアメリカはチベットの独立を認めないのだが、これは政治的・歴史的判断として、明白な誤りである。私が 本欄で何度も説明しているように、中共 が侵略国家であることは、まぎれもない事実であり、チベットが独立すべきことは、世界の歴史の流れから言って、全く 疑問の余地のない絶対的な正義である。


  ただしここで注目しなければならないのは、ダライラマ自身が独立を放棄していることである。一九八八年すでに二 十六年前に、自治が獲得できれば良いと して独立を否定した。つまり、ダライラマの独立否定の「中道路線」そのものが、根本的に間違っているである。チベッ ト人の本心は、完全独立に決まっている が、ダライラマへの信仰心によって、それは隠蔽されてしまっている。

  そもそもダライラマ個人に、全チベット人の運命を決定する権利があるはずがない。それだけではない。侵略国家・ 中共からの民族独立問題は、チベットの みの問題ではないのであり、東トルキスタンのウイグル人も、南モンゴルのモンゴル人も、シナ人の侵略からの解放を求 めている。ダライラマの誤れる独立放棄 は、これらの民族の独立も極めて困難にしてしまった。この明白な事実は、殆ど指摘されることがない。

  ではなぜダライラマは、重大な誤りを犯してしまったのか。欧米勢力に使嗾されたことは間違いないだろう。その 後、ノーベル平和賞を授与して聖人に祭り 上げて、綺麗ごとしか言えない存在したのである。その目的は、欧米勢力と中共との間に障害として存在した、民族独立 問題という本質を、単なる人権問題にす り替え、矮小化するためであった。それによって、中共と欧米の関係は、九十年代以降急速に改善する。

  今回の会談でもオバマが、中共とチベットとの対話が促進されるようにと言っているのには、まことにふざけている と言うしかない。中共は独立放棄さえす れば、何でも話し合うと言っておいて、以後長年に渡りまともな対話など全くやっていない。そもそも中共とチベットと の対話は、一般社会で言えば巨大な暴力 団と一般市民とが対話するようなものであり、まともな対話が成立するはずがない。ダライラマは独立放棄路線を、完全 に放棄すべきである。論語の「過てばす なわち改むるに憚ることなかれ」の格言は、現在のダライラマにぴったりと当てはまる。

  三月一日、中共の昆明で二十九人が死亡し百数十人が負傷する、大規模無差別テロ事件が発生し、ウイグル人独立派 の犯行だと中共当局は発表している。し かしそうだとしても、それは極めて自然なことである。民族独立運動においてテロが起きることは、世界の歴史でいくら でもある。そもそもなぜテロが起こった のか。それはシナ人の残虐極まりない侵略があったためである。侵略と言う原因があったから、結果としてテロが起こっ たに過ぎない。結果としてのテロだけを 問題にして、それをいくら非難・糾弾したところで、本当の解決になるわけがない。

  無差別テロと言うと、今から四十年前の一九七四年八月三十日に起きた、三菱重工爆破事件がある。回顧されないか ら、すっかり忘れられているが、これがわが 国で発生した、最大の無差別テロ事件である。極左勢力による爆弾テロであり、八人が殺され数百人が重軽傷を負った。 翌日の朝日新聞は、ベ平連の吉川勇一に 「こんなことをやった人間が悪いといってしまえば簡単だが、やはり背景を考えなければならない」と言わせたが、犯人 の動機は、日本の軍国主義に反対すると いう、完全にトンチンカンなものであった。これに比較すれば、ウイグル人のテロは百万倍も必然性がある。

  ダライラマの非暴力主義のために、テロができないチベット人は、焼身自殺によってシナ人の侵略を告発している。 ただしベトナム戦争時の南ベトナム僧侶の焼 身自殺と異なって、世界は全く冷淡に無視を続けている。今回のウイグル人による無差別テロも、単に中共政府・シナ人 に対してだけではなく、侵略に目を瞑る 続ける欧米先進国など、世界に蔓延する偽善と卑劣を、鋭く告発・糾弾しているのである。

 これは本当に良く分かります。やっぱり欧米の意志が 裏で働いていたのですね。日本の経済界と同じで、中国の大人口の購買力を逃したくないので中国の横暴を黙認している んですね。
  人間欲にまみれるとまともな判断ができなくなる典型でしょうね。何とも、情けないものです。

 今、日本だ毛でなく、欧米の企業が中国から撤退すれ ば、あっという間に中国が崩壊して、世界の平和は一気に近づくと思うのですが、欲にまみれた人たちにはそんな気持ち は全くないのでしょうね。
  やはり、戦前の精神を取り戻した日本が世界平和をもたらすしかなさそうです。何といっても、昔の日本人は凄かっ た。

 もちろん、今はダメです ね!

ポスコのその後

2014年04月08日 | 韓国

  第 298回の「罰が当たったかポスコ」で取り上げたインドネシアでの高炉爆発事故は何にも無かったかのように 日本のマスコミは沈黙したままです。あれからどうなったんだろうと機になっていましたが、やっと情報が出てきたようで す。  

  News U.S.より   2014.03.3

  【韓 国経済崩壊】ポスコの製鉄所、なんと未だに正常に稼働せず!!!! 馬鹿か!!!! ⇒ 「4月末か5月には正常に稼働するニダ」などと根拠不明の楽観的な見通しを立てる!!!! 1回目と2回目の事故だけを取り上げ、3回目の致命的な爆発事故は徹底的に隠蔽!!!! 馬鹿だから隠し通せさえすれば責任逃れできると勘違い!!!! 天文学的賠償が確実となったポスコ・韓国は国家消滅の運命にある!!!!
   …以下略

    ニュースの元はこちらのようです。
  
   朝鮮日報    2014/03/31 08:37

  ポ スコのインドネシア製鉄所で何が起きているのか

  韓国鉄鋼大手ポスコが海外に初めて設置した一貫製鉄所で、インドネシア国営のクラカタウ・スチールとの合弁会社クラ カタウ・ポスコは、今年1月1日に突 然操業を停止した。昨年12月23日に当時の鄭俊陽(チョン・ジュンヤン)会長やインドネシアのユドヨノ大統領が出席す る中、製鉄所の火入れ式を行ってか らわずか9日目での大型事故だった。

  当時事故をめぐる情報が広がると、ポスコは「工場稼働初期にはよくあることだ」と説明した。しかし、3週間もたたな い今年1月19日に再び事故が起き た。今回は作業員がガス供給バルブの操作を誤り、ガス配管で爆発が起きた。ガス供給が止まれば、高炉の稼働に欠かせない 熱風を高炉に供給できなくなり、そ れによって高炉が冷えてしまうという最悪の状況も予想された。そうなれば、高炉を解体しなければならないほどの全面補修 が必要になる。

  これにより、インドネシアの一括製鉄所の稼働は、2カ月以上遅れたことが分かった。ポスコ関係者は「事故による被害 額が少なくとも1000億ウォン(約 96億円)を上回るとみている」と述べた。業界の一部からは、被害額が最大5000億ウォン(約481億円)に達すると の見方も出ている。

  権五俊(クォン・オジュン)会長も今月14日の就任直後「クラカタウ・ポスコによる年60万トン程度の生産に支障が 出ているため、黒字達成は困難」との見通しを明らかにした。

  銑鉄流出に続くガス管爆発

  本紙の取材によると、2回目の事故は銑鉄(せんてつ)流出事故を収拾する過程で起きた。当時は最初の事故で亀裂が生 じた出銑口を修理し、再稼働に向け高 炉に熱風を吹き込む準備をしている状況だった。配管にガスが流入し過ぎて、爆発が起きた。ロシア人監督者とインドネシア の現場作業員の意思疎通に問題が あったことが原因だった。ポスコ幹部は「自動でガス流入量を調節するバルブを未熟練者が主導で誤操作し、問題が生じた。 作業員の教育がうまくできていな かった」と説明した。

   ガス爆発よりも深刻な問題は、熱風の吹き込み口が詰まり、高炉の温度が低下すれば、銑鉄が固まってしま う危険性があったことだ。半固体状 態となった銑鉄が再び吹き込み口を塞ぐという悪循環が起きた。高炉が完全に冷えきれば、高炉をいったん消し、内部にある 鉄鉱石と無煙炭などを取り除いた上 で、再稼働を行う必要がある。そうなれば、稼働再開が6カ月以上遅れかねない事態だった。ポスコは2回目の事故当時、光 陽製鉄所副所長のハン・ギウォン常 務(現ポスコ建設常務)ら専門技術者を派遣し、ようやく復旧にこぎ着けた。

  なぜ事故は起きたか

  ポスコは今月7日、クラカタウ・ポスコでスラブ(厚鋼片)の出荷を開始したことを明らかにした。最初の事故発生から 約2カ月が経過していた。ポスコは一 連の事故に関連し、「支援委員会」を設置した。事故の詳細な調査と正常操業の支援を行う組織だ。ポスコ幹部は「まだ最初 の事故の正確な原因を特定できてい ない。現在はクラカタウ・ポスコの最終製品基準で(生産能力の)50%程度まで正常化したといえる」と説明した。

  ポスコの現地下請け業界では、同社が海外投資の成果を上げるため、クラカタウ・ポスコの建設工事を急ぎ、その結果さ まざまなミスが発生したと指摘してい る。現地の工事関係者は「ポスコから渡された設計図を見ると、工事が難しいほどでたらめなものだった。工事期限も設定で きず、資材の供給にも問題があっ た」と振り返った。

  こうした中、クラカタウ・ポスコの手持ち資金がなくなり、ポスコが近く増資を通じた資金支援を行うとの見方が出てい る。ポスコは今年4月末か5月には正常な稼働が可能だとし、「最悪の状況からこれだけ復旧できたことも、ポスコの技術力 を示している」と主張している。

   どこまで真実を書いているのかは分かりませんが、日本のマスコミのように書かないよりはましかもしれません。それと も、大事故でないように見せるためのアリバイ工作なのでしょうか。
  それにしても、2月22日の爆発には触れていません。それとも、1月19日の事故がそうなんでしょうか。
  いずれにしても真実はまだまだ闇の中と考えていた方が良さそうですね。それ以上に韓国自体が崩壊してくれることを期 待したいものです。

  何時ものCoffeeさんも詳しく書いてくれています。


  ポ スコのインドネシア製鉄所・最初の事故の原因特定できず・2回目はロシア人と現地人が悪い・他は?


ポ スコのインドネシア製鉄所で何が起きているのか