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団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

★移民受け入れは狂気の沙汰

2014年04月18日 | 移民・難民・労力

  第5318回の「外国人労働者拡大」でも取り上げた移民受け入れを進めた欧米先進国でどんな問題が起こっているかを、何時もの頂門の一針で池田元彦さんが分かり易く具体的に書いてくれています。
  これだけ具体的な問題が起きている欧米の様子を知っているはずの政府自民党が何でそれでも推し進めようとするのか不思議ですが、結局はお金なんでしょうね。
  この問題には日本の雇用体系を破壊した、小泉・竹中コンビの片割れ竹中平蔵氏が噛んでいるのがどうにも怪しい。何で、安倍さんは何時までもこの男を信用するのか不思議です。本当に分かってないのでしょうか。それとも、同じ考えなのでしょうか。

  頂門の一針3273号  2014・4・11(金)より

  1千万人移民受入は、狂気の沙汰だ   池田 元彦

  昔、中川秀直が打上げた1千万人移民「多民族共生国家」論の亡霊が内閣府に現れた。亡霊の背後に竹中平蔵氏等の影がチラつく。毎年20万人50年間移入で1千万人だ。日本の人口減に対するGPD維持であり、短期的には建設現場要員等の確保が理由とのことだ。

  大量移民は先物大好き評論家が一時持て囃したが、今では主要諸国の厄介な社会問題の1つだ。米国等の人種差別移民拒否は到底容認出来ないが、最近の移民問題は複雑である。

  過去50年の欧州各国の大量移民受入は、人手不足や単純労働者の補完と言う受入国の身勝手な事情による。経済成長期にはWin Winの関係が維持される。しかし経済の停滞時期以降、移民と現地人の経済格差や文化・宗教等の違い、犯罪発生率等で問題が浮上した。

  低教育・技術、現地言語不理解等で失業率が現地人の倍以上はざらだ。当初低賃金に甘んじるが、受入国民との賃金格差に不満は拡大。一方、移民は教育、医療等福祉の恩恵享受を家族親族に知らせ、呼寄せ、当初想定しない不必要な移民の増加で財政が貧窮する。

  現地誕生2世、3世は国籍を得るが生活は良くならない。被差別意識に加え国民としての権利意識から不満が暴力に変異し、更には暴行、強姦、麻薬、殺人等の犯罪が横行する。一方、現地人も自分達の税金を何故移民に手厚く使うのか、逆差別だと不満を持つ。

  公立学校でのスカーフ着用、豚肉給食の拒否、常に民族衣装闊歩、麻薬取引等犯罪率の増加で文化・宗教的軋轢が高じる。10%前後を移民が占めると、移民政策は反転する。

  移民先進国デンマークは移民法を改訂、保証金徴収やEU外出身配偶者の永住権を24歳以上に制限、デンマーク語試験を条件化した。オランダは2万6千人を強制送還した。

  カナダは、資産1億5千万円、政府認可投資案件に約7500万円無利子で5年間融資すれば永住権を付与する条件で、1986年以降13万人の移民を受容れたが、殆どが中国人だ。

  処が金持本人は定住せず、職のない一族等を呼寄せ、高級住宅街の広大な家屋を数十個の部屋に改し、国籍獲得の為の偽装結婚者や妊婦を本国から送込む裏ビジネスをする。

  カナダ政府の所期の税収は増えず財政負担のみ増大し、結局2012年から投資移民は事実上廃止だ。技術者も語学審査、海外学歴認証必須、47歳以上はゼロ査定で制限強化だ。

  日本には粗100万人の永住・定住者がいる。内面の自由は個人の問題だが、社会的に日本の文化伝統価値観を尊重せず、出身国の風俗宗教に固執し、ゲットーを作るなら永住不要だ。日本の人材補完移民ではなく、単なる福祉ただ乗りの溶け込まない連中に過ぎない。

  移民は経済問題ではなく、文化・宗教等を内蔵する大問題だ。移民賛成派は何処まで解っているのか。在日凶悪犯罪比率は、例えば韓国人、中国人とも日本人の4倍以上だ。安寧な日本人の生活を外国の宗教風習に翻弄され、外国人犯罪者に脅かされていいのか。

  英国は人口6千万人、それでもGDP世界5位だ。独仏も同様だ。日本がブータンの幸福度を目指さなくとも、GDP1番を目指す必要は一切ない。労働力 がマクロで必要なことは理解できるが、単純労働の機械化、自動化、賃金上昇で、労働力は十分確保できる。犯罪に悩み、宗教の逆差別を受け、とやかく言われ る位なら、GPD・人口は欧州並みでよい。

  何が何でも経済界と組んで安い労働力を使って儲けるシステムを作りたいのでしょうね。そんなことしてまで、将来は日本人のいない日本を作りたいのでしょうか。未来の日本より、今のお金ですか。
  ネットが今ほど増えてなかった、小泉・竹中コンビの時代には上手く騙されてしまいましたが、ネット人口が増えて、何が問題なのか多くの日本人が気が付いてきた今、同じようなだましが通じると思っているのでしょうか。あの時のように、日本人は簡単に騙されませんよ。

  ここは、移民政策は諦め、第5280回の「移民で一億人維持っ て」などで書いたように、日本の得意な人型ロボットなどを開発して有効に利用することで、少ない人口で十分世界に対応するべきでしょう。
  少ない人口で多くを稼げば一人当たりの所得も増え安心して子供もつくれるというものです。そうなると、今度は又人口が増えるかもしれませんよ。

 ここが勝負かも!

ガムが売れなくなっている

2014年04月18日 | 日本再生

  第 3376回の「ガムのポイ捨て」など、ガムやタバコのポイ捨てを取り上げ、日本人のマナーの悪さを書いてき ました。特に、ガムが道路に張り付いて黒くシミになっているのを知って驚いたものです。
  噛む方のマナーの問題でしょうが、メーカーにも何らかの責任を取らせる方法はないものかと思ったものでした。特に、 ロッテ嫌いの私としては他のメーカーには八つ当たりになりそうですが、販売中止を求めたいくらいでした。
  第 3495回の「生分解性チューンガム」などそうした弊害のなくなるガムも取り上げてきたりしました。
  
  そんな私ですから、思わず目に止まった記事がありました。  

  Business Media 誠より

  ス マートフォンの普及で、ガムが売れなくなっている(マジか) (1/3)

  チューイングガムを愛してやまない世界最大の消費国、米国でガムの売り上げが落ち込んでいる。タブレット菓子やグミ の売れ行きは好調だというのに、なぜガムが不振なのか。その理由は……。
[藤井薫,Business Media 誠]

  チューイングガムを愛してやまない世界最大の消費国、米国でガムの売り上げが落ち込んでいる。2009年をピーク に、米国での売り上げは過去4年間で11%も減少し、2013年には37.1億ドル(約3816億円)になってしまっ た。

  これは、単に景気が影響しているのではなさそうだ。というのも、アメやタブレット菓子などを含めたカテゴリ全体をみ ると、同じ期間で10%も増加してい るからだ。つまり、売り上げが激しく減少しているのはガムだけということになる。ガム業界にはさらに悪いニュースがあ る。大手調査会社の分析によると、ガ ムの売り上げは今後5年間でさらに落ち込み、今よりも4%ほど減少すると予測されている。

  かつては、コンビニの棚を占領していたガムだが、最近ではタブレット菓子やグミ、ソフトキャンディなどさまざまな商 品に陣地を奪われている。米国では特 に、ストアのレジ近くに設置されている棚が、チューイングガムが最も売れる場所と言われている。だが今ではそんな定位置 は奪われてしまった。もはや長く不 動の地位を築いてきた“ガム帝国”が崩壊しつつある。

  若者の間で広がるガム離れ

  こうした状況には、いくつか理由がある。Orbit(オービット)やJuicy Fruit(ジューシーフルーツ)などといった人気ガムブランドを販売しているWrigley(リグレー)を傘下にもつ、業界世界第1位の、Mars Inc.(マース)によるとガムの消費量が著しく減少しているのが、25歳以下の消費者。若者の嗜好(しこう)が変わ り、チューイングガムよりもタブレッ ト菓子やグミを購入する人が増えている、というのだ。

  若者が離れている背景には、皮肉なことにガムの味があるようだ。どんなに改良してもすぐに味がなくなってしまうガム と違い、タブレット菓子やグミはフ レーバーが楽しめるのが最大の魅力。食感や味を自由に開発できるので、新商品も続々登場している。例えば、ガムとタブ レット菓子のいいところをミックスし た、「ハイブリッドなタブレット菓子」は「ガムのような食感で、タブレット菓子のように溶ける」のがウリになっている。 ジューシーさや、リアルなフルーツ 感を強調したグミも売り上げ好調だ。

 ガムと違い、食べ終えた後にゴミにならないのも、今風に言えばエコで好印象だ。吐き捨てられたゴミが街の美化を損ねる と、悪者扱いされてきたガムとは大違いだ。地球環境問題にことのほか興味のある若い世代には、刺さるポイントだろう。

  とはいえ、ガムメーカーもこの問題に取り組んでいないわけではない。業界大手のリグレー社が、吐き捨てられても剥が しやすいようなガム素材を積極的に開 発している。新素材でコンクリートから剥がしやすく改良されたガムは、公共エリアの清掃費を削減できるとか。ただし、そ の努力が消費者に響くかは別問題だ と思うが、イメージアップには多少の効果があるかもしれない。

   ガムが復活するのは絶望的

  ガムが売れない理由として最近看過できなくなっているのが、ライフスタイルの変化だ。そこで、少し気になる噂があ る。スマートフォンの普及で、ガムが売 れなくなっているというのだ。なぜ、スマホとガムの売れ行きが関係あるのか? スマホの操作に忙しい若者は、暇つぶしに 食べていたガムが必要なくなってし まったからだとか。その真偽は謎だが、ガムを食べる機会の減少に一役買っているという声もある。

  同じように、タバコとガムの消費も密接だと言える。喫煙者が減ったから、ガムの消費量が落ちているという説もあなが ち間違っていないだろう。

  企業は必死になって売り上げ減少の穴を埋めようとしているが、ガムが復活するのは絶望的かもしれない。ガムの売り上 げが激減している間に、とりまく環境は変化してしまった。もはやガムは時代遅れになりつつあるのだ。

  日本や米国では、虫歯予防だとか息をリフレッシュさせるといった効果を強調するマーケティングが定番で、それ以上の セールスポイントが出てこない。東京 都で開業するある歯科医は、「そもそも、イマドキの若者はその効果を得られるほど長時間ガムを噛めないだろう。顎が疲れ てしまうからね。最近の若者は柔ら かいものを好んで食べる傾向があるので、顎が弱くなっている」と言う。そんな人間に起きている変化も、若者をガムから遠 ざけている一因のようだ。

  もしかしたら、古代ギリシャ時代から存在していたと言われるチューイングガムそのものに、人類は噛み飽きてしまった のかもしれない。

  スマートフォンが原因の一つと言うのは想像もしていませんでした。どこで、何が影響してくるかわからないものです ね。まるで風が吹いたら桶屋が儲かるの反対です。
  くっつかないガムなど、メーカーも努力しているところはあるようですが、この凋落傾向が進めば、あの道路に広がる黒 いしみも少しは減るかもしれません。こんな記事を見て喜んでるのは私くらいでしょうか。
  これをきっかけにロッテの不買運動が広まれば、もっと嬉しいのですが。