民主党とグローバリストの僕である反トランプマスメディアの鼻をあかしてやりたかったが、残念ながら思い通りにはなりませんでした。
下院を取られたことでどうなるのか心配しましたが、どうやらそれ程悪いことはなさそうです。
そんな希望を持たせてくれる記事を産経が書いてくれています。一番ホッとしたのは、Chinaに対する貿易戦争が先鋭化するということです。
これは、もしかしたら幸運かも。
産経ニュースより 2018.11.7
「トランプ流の行方」(上)対中貿易戦争、先鋭化へ
「中国は私や共和党に勝ってほしくないと思っている。私が歴代大統領で初めて貿易問題で中国に立ち向かったからだ」
トランプ米大統領は中間選挙で、政権の国家安全保障戦略で「大国間競争」のライバル国の一つに名指しした中国への強硬 姿勢を繰り返し打ち出してきた。
中国は2016年米大統領選で、中国の人権政策に批判的な民主党のヒラリー・クリントン候補を敬遠し、政治経験のない トランプ氏を「御しやすいとみて当選を望んでいた」(米国の中国研究者)という。
しかし、中国はこのところ、トランプ氏が喝破したように、中間選挙で共和党が敗退して政権が議会対策にエネルギーを費 やされ、対中政策を軟化させることに期待をつなぐほど同氏への警戒を強めていた。
ただし、トランプ政権による中国との「対決路線」は、選挙結果を受けてむしろ先鋭化に向かう公算が大きい。というの も、下院で多数を制した民主党も「米国の雇用と労働者を守る」との立場から、中国との対抗姿勢を強めていくことが確実視 されるためだ。
トランプ政権は、7月から段階的に課してきた総額2500億ドル(約28兆円)規模の中国からの輸入品への制裁関税に 加え、中国企業による対米投資制限や米製品の輸出管理も強化。共和党関係者は米国が「国際サプライチェーン(部品の調 達・供給網)から中国を切り離す『デカップリング』も視野に攻勢をかけていく」との見通しを示す。
雇用や消費の拡大など経済が好調な中、関税が有権者に「痛み」として実感される前に迎えた中間選挙で、通商摩擦が重要 争点となる機会は少なかった。
むしろ、中国の報復関税で打撃を受ける農業が盛んな中西部の一部では、討論会で与野党候補が中国に対抗する関税発動に 一様に賛同を表明。共和党を支持するアイオワ州の農業経営者は「対中関税は、米国の農業が立ち直るのに必要な痛みだ」と 政権に同調するなど、トランプ氏の対中強硬姿勢は中間選挙の戦略としては明確に功を奏した。
とはいえ、トランプ氏が問題視する対中貿易赤字は増大が止まらない。9月の物品関連の対中赤字は前月比4・3%増の 402億ドルと過去最大を更新した。
月末に南米ブエノスアイレスで予定される米中首脳会談では、貿易戦争の打開策について話し合われる見通しだが、「冷戦」に突入した米中関係の改善の兆候は現時点で全くない。
米国が財政赤字と貿易赤字の「双子の赤字」に苦しむ中、国際通貨基金(IMF)元高官のデズモンド・ラックマン氏は 「米中の対立が為替政策に及ぶのは避け難い」と述べ、対中貿易戦争が為替戦争に発展する恐れを警告する。
人民元の一段の下落が引き金となって米国がドル安誘導に走り、一気に不均衡是正を図る-というシナリオが現実化すれ ば、世界経済への打撃が格段に大きくなるのは避けられそうにない。(ワシントン 黒瀬悦成、塩原永久)
トランプさんが出現したのはChinaを叩き潰すことですから、それが先鋭化するのは大歓迎です。それさえやってくれれば経済がどん底になろうといずれ復活できます。
もし、Chinaが生き残って世界制服なんてことになれば地獄です。それだけは何としても避けなければなりません。