世界の戦争の裏に宗教があることに宗教の本来の目的とは全く逆のことをやっていると不思議で仕方ありません。
それだけに一神教を信じられないものがあります。とは言え、それもネットでねずさん達に神道や一神教の本当を教えてもらったからです。
それにしても、今更ながら神道の素晴らしさに感動します。
今回も、ねずさんがそれを書いてくれています。
何時ものように全文をリンク元で読んで下さい。
ねずさんの学ぼう日本より 2022/09/28
日本の神と世界の神
・・・略
こうした文化がどこからきたのかというと、はるか縄文以前から、日本は海で魚を採って暮らす海洋民族として生活してきたことによります。だから縄文時代 の遺跡には、すべて貝塚があります。貝塚からは釣り針も出土しますが、釣り針があるということは、魚を獲って暮らしていたということです。では釣り針に使 う「釣り糸」はどうしていたのかというと、これには女性の髪の毛が用いられました。男性の髪と異なり、女性の髪は細くしなやかで丈夫です。このことが長い 歳月の間に「髪は女の命」とまで言われるようになりました。
男たちがどんなに器用に丁寧に素晴らしい釣り針を作っても、髪の長い女性がいなければ、釣り針を使うことができないのです。だから女性の髪は神であり、 そこから女性そのものが神とされ、このことがいまでも「カミさん」という日常語として遺っているわけです。ちなみに西日本では「ヨメ」と言いますが、これ は「良い女(め)」という意味で、カミさんと同じ考え方に基づきます。
江戸時代まで、日本では旦那が働いた給料は、その家に支給されるものというのが、古来のしきたりでした。すべてが世帯を単位に考えられ、夫の小遣いを含 めて、世帯の中の一切のやりくりを見るのは、女性である妻の役割とされてきました。武士も同じで、旦那の俸禄は、お殿様からいただいているというより、現 実的には妻からもらっているようなものであり、何事も世帯全体で責任を持って行うというのが、日本における常識であったわけです。
近年の日本では、西洋的個人主義が礼賛されていますが、給料が世帯を単位に支払われ、すべての家計の実験を奥方が握り、家族の誰かが悪いことをすれば、世帯全員が処罰の対象となり、重罪であれば、親族にまでその影響が及ぶという社会構造からは、犯罪行為も自粛されます。
日本にあった長くて古い文化は、もしかすると古代において世界に影響をあたえたものかもしれません。そしてもしかするとこれからの世界を、個人主義から、世帯単位の家族主義に変えていく、大きな役割を担っているのかもしれません。
この神道の素晴らしさが世界を救うことになるのは間違いないのじゃないでしょうか。