習皇帝の元の国際化への意欲は本気のようです。と言うか執念を感じます。アメリカを筆頭に西側は甘く見ていると大変なことになりそうに思えます。こんなことで世界は大丈夫でしょうか。
宮崎さんやHaranoさんがそんな状況を報告してくれています。それにしても、習皇帝に籠絡される国が増えているのが気になります。西側の危機感の無さには呆れるばかりです。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和五年(2023)4月12日(水曜日) 通巻第7704号 <前日発行>
中国三大国策銀行のトップがIMF会議へ出席
スリランカなどの債務問題の解決をIMFと詳細協議か
中国人民銀行総裁の易鋼は副総裁を伴ってワシントンを訪問する。
AIIB(中国インフラ投資銀行)の金立群も同IMF会議に出席する。また中国輸出入銀行頭取も出席するという。
となると中国三大国策銀行トップがIMF会議へ出席することになり、喫緊課題であるパキスタン、スリランカなどの債務問題の解決をIMFと詳細にわたって協議すると見られる。
おりもおり、訪中を風邪のため延期していたブラジルのルーラ大統領が11日に上海へ到着した。14日に北京で習近平と会談する予定。このブラジル訪中団は大統領以下の全閣僚と39名の議員団、そして240人のブラジル財界人を引き連れての大デレゲーションである。
ボルソナロ前大統領は反中だった。ボルソナロは選挙前、「自分を政権の座から降ろせるのは神だけだ」と発言をしていた。昨年十月の決選投票は、ルーラが有効票の50・.9%、ボルソナロは49・1%という僅差だった。
辛勝して返り咲いたルーラは極左。反中路線を転覆させ、一気に親中路線を突進、貿易の人民元決済も認めた。中国とブラジルの貿易は1715億ドルに成長している。
ブラジルは南米の大国で天然資源に恵まれ中国へは鉄鉱石、穀物などを輸出している。またBRICKSの有力メンバーでもありウクライナ支援とは距離を置いてきた。ロシア制裁には加わっていない。ルーラと習近平は何を話し合うのか?
Haranoさんも脱ドルの機器を解説してくれています。
ニセ大統領(バイデン)はどうするのでしょうか。と言うか、早くトランプさんに帰ってきてもらわないと世界は大変なことになりそうです。
その時になって後悔しないで貰いたい。アメリカ国民は立ち上がるのか。