文科系で数字にからきし弱い私は、台風の風速毎秒何メートルと聞いてもどのくらいのスピードかのイメージがわかずにに何か良い方法はないのだろうかと思いながらも何の対策も考えずにいました。
ところが15日の読売新聞の投稿欄「気流」に服部さん(66)というタイ・バンコクに在住の会社員の方が「台風の暴風表示秒速より時速で」との題で投稿されているのを見て成るほどと納得させられました。
・・・略
報道機関などが警戒を呼びかけたが、外出して転倒したり、風に飛ばされた看板に当たったりする人がいたことが私の住むタイでも伝えられた。
日本では風の強さは秒速で表示されているが、実感として分かりづらいのではないか。この際、秒速でなく、時速で表示してみてはどうだろうか。
時速なら、高速道路を走る車の感覚や列車に乗った時の体験などから、多くの人が猛烈な風を想像できると思う。
秒速50メートルは「時速180キロの暴風」になる。誰もが恐ろしさを肌で感じ、外出する人が少なくなるかもしれない。
これは素晴らしいですね。私も時速ならイメージがわきます。秒速50メートルは強風とは思うが時速180キロと言われる程の恐怖感は感じません。
これは今すぐにでも採用して欲しいですね。気象庁ではメートルでないと駄目なんて決まりでもあるのでしょうか。それともいたずらに恐怖心を煽らないようにとの変な気遣いがあるのでしょうか。そんなばかな決まりは直ぐにでも破って下さい。両方使うのが良いかもしれませんね。
それとも、自己防衛で換算数字の一覧表でも貼り付けておきましょうか。
秒速 → 時速
1メートル → 3.6キロメートル
5 → 18
10 → 36
15 → 54
20 → 72
25 → 90
30 → 108
35 → 126
40 → 144
45 → 162
こうして見ると、瀬戸大橋や餘部鉄橋の25メートルでの通行禁止も納得の行く数字ですね。今までは30メートルなんて大したことない台風なんて高をくくっていましたが時速108キロメートルだとなると恐怖を感じます。
この間18号台風で首都圏のJRが強風のために運行を停止して多くの人たちが影響を受けましたが、あれも時速で発表されていたらもっと冷静に受け止められたかもしれませんね。
それにしても数字に弱いのは命にもかかわってきますね。やはりそろばんをやっておくべきでした。
後悔先に立たず!
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