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★JR東、新幹線に貨物車両 コロナで旅客減

2021年01月07日 | 自転車・公共交通

 クルマ主体の交通体系を鉄道主体に帰るべきと長年主張してきました。貨物新幹線の鉄道網を作るべきとも書いて来ました。
  ところが、China肺炎が思わぬチャンスを与えてくれそうです。航空便や新幹線のがらがらの乗客を見て、もう立ち直れないのじゃないかと心配していました。
  その心配を跳ね飛ばすようなアイデアをJR東が考え出したようです。新幹線に貨物車両を導入するというのです。

  もしかしたら、この方式は交通業界を激変させる可能性もあるのじゃないでしょうか。貨物新幹線の考えは、新幹線の乗客と過密な運転数を考えると増設は無理だと考えたからです。ところが、China肺炎のお陰でその問題が無くなったのです。勿論これはChina肺炎が収まるまでのことでしょうが、貨物を導入という考えは乗客数が戻っても貨物車両の連結をするなど色んなアイデアが出て来そうです。
  つまりは、昔のように旅客と貨物を別列車にする手もありそうです。これなら毀損の駅の改築などで賄えるのじゃないでしょうか。

  災害のことを考えると、やはりもう一本貨物新幹線網が欲しいところですが、今のところ夢でしかないでしょうから、まずはこの貨物車両の導入を実現させるべきじゃないでしょうか。

  産経ニュースより     2020.12.30

  《独 自》JR東、新幹線に貨物車両 コロナで旅客減…導入検討

 JR東日本が新幹線への貨物専用車両の導入を検討していることが30日、分かった。複数の同社関係者が明らかにした。 1編成のうち1両を貨物専用に改造することを検討し、専用車両新造に向けた設計作業も開始。新型コロナウイルスの感染拡 大で低迷する長距離旅客輸送に代わり、新幹線物流事業の拡大を目指す。

 JR東は地上輸送では最も早く、安定的に荷物を運べる新幹線の利点を生かし、平成29年7月から月1件程度、首都圏で 開くイベントで使用する地場産品を各地から輸送。今年9月以降は、東北、上越の各新幹線で1日上下各1~2便、週20便 程度の貨物定期便を運行している。

 これまでの輸送量は、車内サービス用の物品を保管するスペースなどを利用するため1便当たり最大で段ボール40箱程度 に限られていた。そこで、1編成のうち1両の座席を全て取り外し輸送用に特化した車両への改造を検討。400箱程度まで 輸送量を拡大する。来年中の導入に向け市場ニーズの調査を進めている。

 さらに、搬送作業を効率化するため、輸送用パレットをそのまま車内に搬入できるように扉の幅を広くとった貨物専用車両 の設計も開始。導入は数年先になる予定だ。

 JR東が旅客車両を減らしてまで貨物輸送に活路を見いだすのは、今春以降の新型コロナによる旅客輸送低迷が背景にあ る。5月には同社の新幹線と長距離特急の利用客が前年同月比9割減で、その後も低迷。9月に発表した令和3年3月期連結 決算の業績予想は最終損益が4180億円の赤字で、民営化後初の通期最終赤字となる見通しだ。
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 一方、新型コロナによる生活様式の変化で旅行に行かずに遠隔地の産品を購入するニーズは増加。JR東は新幹線で青森県 産の魚を生きたまま輸送した実績もあり、受注は増加傾向にあるという。


  これは真剣に考えて貰いたいものです。これが実現すれば長距離トラック便は激減しそうです。つまりは、運転手不足も解消です。 

何だか面白そう!

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