団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

スピードダウン

2010年08月15日 | 日本再生

  

交通事故もスピードさえ出てなければ数も減るだろうしダメージも大幅に小さくなるはずです。それなのに、何故われ先にとスピードを出したがるのでしょうか。これは人間の本能なのでしょうか、それとも単に社会のシステムが時間の短縮を求めているからそれに追われているのでしょうか。
  いずれにしても、スピードを上げれば当然燃費も増えます。そのスピードを抑えて燃費を削減している業界があるそうです。

  U.S. FrontLineより

  船会社、貨物船の低速運航を導入~燃料費の削減目指し

 世界の船会社が、燃料費削減のため船舶の低速運航を始めている。この結果、貨物船の太平洋横断日数はこれまでの11日から場合によっては15日まで延びることになる。

 ロサンゼルス・タイムズによると、船会社は2009年、景気低迷で約220億ドルの損失を出したと推定される。燃料の節約がコスト削減につながるため、低速運航は船会社にとって合理的な決定だが、荷主にとっては荷物の輸送で日程調整が必要になる。…略

   これは良いですね。こうなるといよいよ第3743回等で取り上げてきた帆船や太陽光の利用も現実味を帯びてくるのじゃないでしょうか。船の世界がスピードの追求を止め昔の帆船時代のようになれば、燃料の削減は相当なものになりそうです。
  これを機会に車もスピードが出なくすれば交通事故も減り車自体も軽くて安価なものになりそうです。電気自動車だって100万円もしないものができるはずです。
  こうなれば、
第3915回等で取り上げた飛行船も案外夢物語じゃなくなるかもしれません。世の中のスピードを落とせば良いのです。考えてみる必要があるかも。

のんびりやりましょう!


建築デザイナー

2010年08月13日 | 日本再生

  第3182回第3970回で書いたように、一年中落葉や虫の糞の掃除に草抜きと雑用に追い回されています。何でも良いから木を沢山植えれば良いんだみたいな後のメインテナンスを考えない設計にデザイナーに対する怒りを覚える毎日ですが、そんな私の気持ちを代弁してくれる投稿が何時もの頂門の一針にありました。

  頂門の一針 2001号  1086(金)

  “胡散臭い”建築デザイナー:平井修一

  フランク・ロイド・ライトから安藤忠雄まで、建築デザイナーを“胡散臭い人々”と思っている。偏見といえば偏見だが、利用者無視の奇をてらったようなデザインが小生は大嫌いだ。

びっくりさせてこそだと彼らは思っているが、小生は気分がよくて快適ならそれでいいと思っている。車は移動の手段、時計は時刻が分かればいいという人で、建物も快適で効率性があればそれでいいという人にとって、鬼面人を驚かすようなデザインをされると不快である。…中略

  デザイナーは利用者のことよりも「作品」優先で、それはホテルのフロント階で「トイレ」の表示がほとんど見当たらないことや、玄関のあるフロント階が1階ではなく実はB2だったりして利用者を戸惑わせることにも通じている。

建築デザイナーは一種の詐欺師ではないかと小生はひそかに思っている。

  デザイナーは奇抜な設計で名を売ることに必死なのでしょうからその気持ちは分からなくは無いのですが、後でそれを使う者にとってはたまったものではありません。植木を植える方は緑があれば綺麗だ程度の安易な気持ちで植えたのでしょうが、その後、何十年にわたって、代々落ち葉の清掃をやってきた人達がいることを考えたことがあるのでしょうか。
  前の仕事で病院を廻ることが多かったのですが、その時も、ロビーなどを絨毯仕上げにされたため、汚れが目立って清掃に困り、結局何年か後にタイルに張り替えたなんて話を聞いたことがありました。
  それでもそうしたデザイナーが評価されるとすれば日本の建築業界がまだまだ洗練されてない途上国ということなのではないでしょうか。
  使う人間が一番使いやすい何気ないものが高い評価を受けるようにならないと駄目でしょうね。やはり、政治の世界と同じで国民の程度以上のものは期待できないということかもしれません。

今の日本に会っているのかも!


2010年08月12日 | 無知

  

「彊」という字を初めて見たのは「自彊会館」という高松高専の学生会館の石に彫られた会館の名前でした。何て読むんだろうと教えてもらったら「じきょう」と読み「自分で励む」というような意味だと教えてくれました。世の中には難しい字があるものだと思ったものでした。

  その後、たまに見かけることはありますが滅多にお目にかかることも無いので、半ば忘れた状態でした。ところが、最近ネット巡回の途中で彊は強と同じ字であると書いているところがあり驚きました。

  早速サーチしてみました。

  ウィクショナリー → 

  意義

本来は「強い弓」の意味だが、転じて「強い」「強いる」の意味も持つ。中国の簡体字では「強」と同字。

  やっぱり同じ字のようです。

  自彊で調べてみたら学校などの校訓として多く採用されているようです。

  参考: 岐阜県立岐阜高等学校の校訓

  自彊不息(自分から努力し一刻も休まない)

  彊が強と同じとは想像もしていませんでした。それにしても、常用漢字で簡単な字ばかり教わり、難しいことを避けてきたのは楽をしてきた報いなのでしょうね。子供のときに苦しくても多くを詰め込んだ方が結局は役に立つのじゃないでしょうか。これなども、ゆとり教育の問題点でしょうね。
  大人になって恥をかくのはそうして育った本人なのですからゆとりもいい迷惑かもしれません。

難しいところですね!


自転車盗難

2010年08月10日 | 日記・その他

  世の中不況の所為か、自転車泥棒が増えているようです。第3894回でも乗り捨てている自転車を警察に通報した事を書きました。あれから日が経たない内に2台目を通報して以来暫く無かったのですが、先日又しても放置自転車らしきものが通勤途中の歩道にあり、様子を見て多分間違いないだろうと判断して、警察に通報しました。
  ところが、2
3日経ってもそのままです。場所の説明が悪かったのかと思い、もう一度通報してみましたが、やはりそのままです。どうしたのでしょう。

  そんなことがあった時、偶然でしょうか香川で自転車泥棒が増えているとの記事がありました。

  四国新聞社 | 香川のニュースより 2010/08/05

  自転車盗にご注意/多発駐輪場ランキング公表

 香川県警は、今年上半期(1~6月)に自転車の盗難被害が多発している県内の駐輪場ランキングを公表した。ランクインしたのは、駐輪台数の多い駅前や大型商業施設ばかりで、鍵を掛けていたにもかかわらず盗まれるケースが依然として被害の半数を占めている。…中略

 それによると、県内の駐輪場で上半期に最も被害が多かったのは、JR坂出駅(坂出市)で40件。次いでゆめタウン高松(高松市)20件、JR丸亀駅(丸亀市)、同宇多津駅(宇多津町)各15件など。上位10位までの11カ所は、いずれも駅周辺か大型量販店の駐輪場だった。…以下略

  何と、坂出駅が一番多いんですね。この中には私が通報した3台も含まれているのかもしれません。
  それにしても、前の2台は通報して直ぐに無くなっていましたが、今回はどうしたのでしょう。こんな不名誉な記録を返上する為にももっと素早く行動した方が良いのじゃないかと思うのは私だけでしょうか。

 それとも、記録の更新をねらっているのでしょうか。

それはないか!


ゴミ回収屋さん

2010年08月09日 | 日本再生

  我体育館横の歩道のゴミ拾いも未だ続いています。相変わらずタバコの吸殻が殆どですが、どうも生活ゴミのようなものを定期的に捨てている者もいるようです。
  ちいさなナイロン袋にプラスチックを小さく切ったようなものを入れて捨てているのが何度かありました。何度かは気になりながらもそのまま回収していました。しかし、何度か続いた今回、どうにも気になりだし、とうとう袋を開けてみました。どうやらペットボトルをはさみか何かで小さく切っているようです。何でこんな事をするのかと不思議でしたが、どうやらペットボトルはそのままでは嵩張るので、小さく切って何本か分を処分しているようです。
  それにしても、こんなに面倒な事をするのはどうしてでしょう。ペットボトルを何本も入れて大きな袋になると他人の目も気になるので分からないように小さくしているのかもしれません。そんなに手間をかけるより素直にごみ収集に出せば良いと思うのですがどうなんでしょう。

  それにしても、これに限らず家庭ゴミも時折捨てられているのですが、体の良いゴミ回収として利用されているのでしょうか。

  どんな奴がこんな事をするのだろうかと腹立たしい限りですが、近所に住宅街は無いのです。ただ、近くに中国人の若い女性たちが住んでいる企業の寮があり、そこの人たちが時折歩道を大きな声で話しながら通っているので、普通に考えれば彼女等が怪しい。とは言いながら証拠を掴んでいる訳でもないので断定するのは問題がありそうです。
  只、タバコの吸殻の中に口紅がべっとりと付いたものが殆ど毎回あることをかんがえるとあながち間違いとも言えないようです。

それにしても腹が立つ!


歩いて暮らせる街

2010年08月08日 | 自転車・公共交通

  長距離はJRなどの鉄道、近距離は路面電車に自転車や歩行とこれから目指すべき交通体系と何度も欠きましたが、これを「歩いて暮らせる街」と表現しているコラムがありました。

日本経済新聞 84日コラム「春秋」より

  和歌山県の紀の川市にある和歌山電鉄・貴志駅の新駅舎がきょう完成する。ヒノキの皮で作った短冊状の板を重ねた桧皮葺の屋根と、猫の顔を模したデザインが特徴だ。駅長は三毛猫の「たま」。今や鉄道界のスーパーアイドルである。…中略

  地方鉄道の8割は赤字だ。「ストーブ列車」や「コタツ列車」、自転車を持ち込める「サイクルトレイン」と各社は集客に知恵を絞るが、和歌山鉄道のようにはうまくいかない。鉄道が消えて困るのは車を運転できない高齢者や学生だろう。政府は公共交通機関を支援するために交通基本法の制定を検討し始めた。

  国民の「移動権」を保障し、鉄道や路面電車、バス、自転車などを組み合わせて「歩いて暮らせる街」を目指すという。フランスの交通基本法を参考にしている。狙いはわかるが、一方で政府は高速道路の無料化に固執しているのだから、ちぐはぐだ。車の利用者が増えれば鉄道はさらに苦しくなると思うのだが。

  「コンパクトシティ」も良いですが、それ以上にこの「歩いて暮らせる街」の方が具体的なイメージが湧いて分かりやすくて良いですね。私もこれからはこの「歩いて暮らせる街」を使って行きたいと思います。
  さてその「歩いて暮らせる街」は一日も早く実現するべきと思うのですが、民主党の目指す方向はここにも書かれているように全く逆のようです。つまりは、国の未来の設計より日本人をバカにしたバラマキによる選挙対策の方が大事なのです。
  それにしても、これほど酷い政府や政治家しか持てない日本の不幸はもう取り返しが付かないのでしょうか。

あまりにもくやしい!


政治家は顔が命

2010年08月07日 | 顔も見たくない人達

  人間を外観で決め付けるのは良くないとは思うのですが、第3675回第3791回でも書いたように、日本の政治化にはどうし見るに耐えない顔つきの人が多いのでしょうか。このお陰で去年の8月からテレビニュースも見なくなってしまったと書きました。
  もう一人、どう見ても嫌な顔が仙谷官房長官ですが、妙に新聞などで安定感があるなどと持ち上げられているのが不思議でたまりませんでした。
  しかし、ここに来て本性を現したようです。

  記者ブログ一覧:イザ! → 阿比留瑠比さんの「国を憂い、われとわが身を甘やかすの記」 → 仙谷官房長官の国会における「嘘」とごまかしについて 

  

  せと弘幸Blog『日本よ何処へ』 → 仙谷由人は何とかならないか。

  韓国にどうしてもお金を払いたいそうですが、一体どこの政治家なのでしょう。やはり、私の嫌悪感は間違ってなかったようです。

  それにしても、日本の政治家の顔は酷すぎますね。そう思っているのは私だけではなさそうです。

  頂門の一針 2000号  1085(木)より

  政治は国民の土壌から生まれる  加瀬 英明

  …略

  人の顔についていってはならない、というものの、当選を繰り返した国会議員の人相が、痴呆か、険悪なものになっている。日本人の平均的な顔ではない。そのような議員たちが発散する雰囲気が、国民の政治離れを促している。…以下略

  いい顔で当選しても政治の世界にどっぷりとつかっているうちにおかしくなってくるんですね。官僚の世界と似ていますね。権力を持つと人間は守りに入る。それが理想に燃えた若い時を忘れさせるのか。

人間って弱いですね!


地デジ

2010年08月06日 | 日本再生

  NHKを初めとして一体どれほどの予算をつぎ込んでいるのでしょうか。地デジ地デジと毎日うるさく宣伝していますが、テレビ局や家電メーカーにとっては相当美味しいもののようですね。視聴者の為のように言っていますが、視聴者の為にテレビ局などがそんなに予算をつぎ込むとも思えません。

  四国新聞社より 2010/08/04

  8月4日付・デジタル普及率

  テレビの完全デジタル化まで1年を切った。来年7月24日にはアナログ放送が終了する予定だ。山間部や集合住宅の共同アンテナ改修など、課題も多い。計画通り、アナログ放送を打ち切ってよいのか。最も重要な判断指標になるのは、受信機の普及率だろう。…以下略

  我が家は未だにアナログですが、ご親切に画面の上下は切れるは、そこには「アナログ」と表示してくれるはと早く地デジにしないと大変な事になりますよとプレッシャーをかけてくれています。
  しかしながら、その後親切に応えたくても、新しいテレビを買うのは予算的に辛いものがあり今までそのままにしています。
  願わくば、この機会にテレビを止めたい所ですが、力の無い私の一存では難しいので実現性は乏しそうです。

  それにしても、この機会に多くの人がテレビを止めれば日本を無茶苦茶にしようとしているマスコミに対する強烈なしっぺ返しになると思うのですが、そんな動きがあるようにも思えません。結局は、テレビ局や家電メーカーなどの思惑通りになるのでしょうね。

何とか一矢を報いたい所です!


ミミズ

2010年08月05日 | 日記・その他

  何時もの「頂門の一針」に日頃よく見るミミズの性質の事が投稿されていました。

  頂門の一針 1998号  1083(火)より

  テニスコートのミミズ 馬場 伯明

  テニスコートに干からびたミミズ(フトミミズ)が多数ころがっていた。これは一体どういう事件なのだろう。とりあえず、1匹づつ手で摘まみコートの外の生垣へ放り出した。…中略

  ミミズは、なぜ雨の日に、高速道路・駐車場・テニスコート(ハードコート)へ出るのか。じつは、研究者がその習性と生態を観察し研究しているそうだ。決定版はまだないようだが。…以下略

  我体育館の横の歩道を雨の降った翌日に掃除をしているとミミズの干物がアスファルトのあちこちにこびりついています。
  どうも雨が降ると浮かれ出て、止んだあとに住処に帰る事ができずにお日様に照らされて干物になってしまうようです。
  余りの多さにミミズが苦手でもない私でもちょっと不気味さを感じるくらいですから、苦手な人にとってはあの歩道を歩くのはきっと嫌だろうと思います。
  そう思って、出来る限り掃除をするのですが、中には完全にアスファルトにこびりついてほうきで掃いたくらいでは取れないものもあります。そんなときは靴で蹴飛ばしてアスファルトから浮かせて掃いています。ミミズの干物の掃除のプロと呼んで貰いましょうか。
  何で住処に帰れなくなるのに出てくるのか不思議には思っていましたが、そんなもんだろうと深く考えずにいた私に比べて、観察し研究している研究者がいるとは驚きました。
  同じ事を見ても、やはり学者さんは私のような凡人とは違い研究対象になるんですね。このあたりが、私が一生凡人で過ごす原因なのでしょう。

  それにしても、アオスジアゲハの幼虫の糞やミミズの干物の掃除とか、私は一体何をやってるんでしょうね。

自然を満喫していると思いましょうか!


冷蔵庫の室外機

2010年08月04日 | エネルギー 環境

  第3968回でも書いたように太陽光発電のお陰で節電意識が高くなりました。その所為もあって、台所の暑さが気にかかります。折角太陽光発電と一緒に導入したIHでガスの炎による暑さは避けられているようなのですが、もう一つの熱源である冷蔵庫が気になります。
  そこで、誰でも思いつくのがコンプレッサーをエアコンのように外に出すタイプです。これなら冬には熱源が無くなる不利はありそうですが、夏の暑さは逃れられそうです。
  早速サーチしてみました。

質問・相談ならMSN相談箱→ 冷蔵庫の室外機について

  どうやら引越しに不便とかコストが高くなりそうとか置き場所を選ぶとかのデメリットが多いということで実現は難しいのじゃないかという感じですね。

  しかし、これからますます省エネを考えていかなくてはならない時代、一定の需要はあるのじゃないでしょうか。
  室外機が分離されることにより収容量は大きくできそうですし、古くなれば室外機だけの交換なんて方法で耐用年数を延ばすこともできそうです。選択支の一つとしてどこかが開発してくれないものでしょうか。

面白いと思いますがね!


謎の枯れ死

2010年08月03日 | 日記・その他

  昨日のアオスジアゲハで第3533回の楠の謎の枯れ死事件にも触れましたが、どうやら草枯らしにやられたのは間違いなさそうです。
  偶然でしょうか、同じような事件があったそうです。

  北國新聞ホームページ

  きょうのコラム「時鐘」 201081

 …略

8月に入った。旧暦の葉月である。折も折、金沢の市街地で人為的にまかれた除草剤で街路樹が8本も枯れて伐採される記事があった。緑化が叫ばれるこのエコロジー時代に、大切な並木を枯らすとは理解に苦しむ行為である

被害に遭ったのはアメリカフウ(楓)で、昭和40、50年代に植えられたという。金沢市広坂の旧県庁舎横のアメリカフウが有名だ。昭和40年代中ごろに登場して、今やすっかり緑の名所となっている。並木の樹種にもはやり廃(すた)りがある…中略

日本人は古代から森を尊び、樹木を愛し、緑陰を好んできた。先の並木枯死は一地域の話だが、緑化の歴史に逆行する異様な事件として忘れられない。

  起こった年も地域も全く遠く離れていますが、同じような不届きものがいるんですね。何の目的なのでしょう。尤も、私のようにその後の掃除が楽になったという思わぬ恩恵を蒙ったものもいることを考えると、そちらも、案外快く思ってなかった人がいるのかもしれません。外から見るには緑は良い者でしょうが、毎日賽の河原のような掃除をする身になれば歓迎とばかりは言ってられないところもあります。
  やはり、滅多やたらにどこへでも樹木を植えるのは考えものでしょう。美しいから全てが正しいとは言えないということもあるということを知って欲しいものです。尤も、そういう立場にならない限りそんな気持ちはわからないでしょうね。

  さて昨日のアオスジアゲハの産卵場所の移動ですが、もしかしたら、アオスジアゲハの親は私のような横着者という訳じゃなく、楠に除草剤が撒かれたのを感知して移動したのかもしれないと思ってます。

人工は自然にはかなわないのでは!


アオスジアゲハ

2010年08月02日 | 日記・その他

  第3303回で取り上げた楠の若葉を食べて成長するアオスジアゲハの幼虫に異変が起きているようです。と言っても我体育館だけのことですが。
  
第3533回で書いた楠の謎の枯れ死の後、アオスジアゲハの糞か木屑のような落下物が全く見られなくなったのです。あの枯れ死事件により若葉が少なくなったので来なくなったのかな位にしか思っていませんでしたし、内心は、毎日の掃除が必要なくなって喜んでいました。

  ところで、あの脱皮したものだと思っていたものはどうやら糞のようです。どうも脱皮したものにしては数が多すぎるし幼虫に比べても小さいので疑問だったのですが、もう一度サーチして見つけました。

   2008年・アオスジアゲハの観察日記(1) → 2008年9月16日 食事中 → 

 まさにこの通り、ドーナツのような丸い木屑のようなものです。結構硬いので糞というイメージがなかったので脱皮だと思い込んでしまってました。

  さて、その糞ですが、今年、妙なことに気が付いたのです。第3460回で書いたケヤキの下に、あの糞のようなものが大量に落ちてきているのです。下を掃除しているとそれがパラパラと落ちてくる音がするし頭に当たったりするのです。
  それでも、最初はまさかアオスジアゲハの幼虫の糞とは思い至りませんでした。あれは楠に産卵するものとの固定観念が強すぎたのです。しかし、ふと、「あれっ、もしかしたらあの糞じゃないだろうか」と思いついたのです。そう思うと、どう見てもあの糞のようです。
  ということは、楠からケヤキに産卵場所を変えたとしか思えません。それなら、枯れ死事件の楠の方に糞が無くなったのと話が合います。
  それにしても、アオスジアゲハは楠にしか卵を産まないと折角仕入れた知識が見事に裏切られました。近くには枯れ死事件の楠以外にも横の道路の中央分離帯にも楠がたくさん植えられているのに何故ケヤキなんでしょう。私と同じでものぐさやの親だったのでしょうか。
  しかしながら、あの大量の糞掃除にはがっかりします。後のことを考えずに植木をやたらに植えないでほしいものです。設計するときには見かけの綺麗さに満足するのじゃなく後のメインテナンスまで考えてください。それがプロでしょう。

お願いしますよ!


世界一安全な乗り物

2010年08月01日 | 日記・その他

  登山者の救助に向かったヘリコプターが落ちたニュースに又落ちたのか、救助隊の人たちも大変だなと思っていたら、何とそのパイロットが何時もの頂門の一針によく寄稿されている平井さんの縁続きの方だと書かれていた。驚きである。世間は広そうで狭い。
  その寄稿の中に、ヘリコプターは世界一安全な乗り物とありました。これは意外です。

 頂門の一針 → 1992号  10728(水)

  中高年の登山に思う  平井 修一

  …略

  航空関係者から聞いたことがあるのだが、ヘリコプターは世界一安全な乗り物だという。…以下略

   サーチしてみました。

    ウィキペディア:ヘリコプター

 …略

  オートローテーション [編集]

エンジン故障などにより動力を失ったヘリコプターでもすぐには墜落しないよう、オートローテーションと呼ばれる操作によって緩やかに降下できるよう工夫されている。それは竹トンボがゆっくりと地面に着地するように、又はカエデの種子が風を受けてクルクルと回転しながら舞い降りるように、ゆっくりと降下する方法である。

オートローテーションは、機体の降下によって生まれる空気の流れからメインローターの回転力を得る飛行方法であり、推力を生むメインローターだけでなくテールローターや補機類も駆動される。基本的にヘリコプターは、このオートローテーションによりすべてのエンジンが停止しても安全に着陸する事が可能である。ただし全ての飛行状態においてオートローテーションが行えるのではなく、前進速度や高度が不足している場合は、オートローテーションに移行する前に墜落してしまう可能性がある。パイロットは常にこれらの事を念頭に置いて機体を操縦する事が求められる。ヘリコプターパイロットにとってオートローテーションはヘリコプターの操縦に必須の技術とされており、必ずその訓練を受ける。技能試験では、規定高度から地上の規定の広さの中へ安全に模擬着陸できることが要求される。…以下略

  飛行機事故に比べてヘリコプターの事故のニュースはよくあるので、危険な乗り物だと勝手に思ってたので世界一安全な乗り物というのは意外でした。
  その割に事故が多いというのはそれだけ危険な場面で使われていると言うことじゃないでしょうか。能力が有る故の危険度でしょうか。

  それにしても、団塊の世代を含む中高年の登山が増えており、今回の様な遭難騒ぎも多いようですが、皆さん元気ですね。元気は良いですが、自分の楽しみで他人を巻き添えにするのは考え物じゃないでしょうか。
  自分だけは大丈夫と思うのでしょうが、危険はいつ何時襲ってくるか解りません。できるなら世間の邪魔にならないように大人しくしていた方が良いと思うのは私だけでしょうか。
  その点、旅行に出るにも資金もなく、一日中インターネット三昧の私なんかは事故に会う確率は低そうです。とは言いながらもどんな事で他人に迷惑をかけることになるかは分かりません。せめて確率を低くする事に心がけますか。

一寸先は闇!