同志社大学構内の南丘陵傾斜地にある、新宗谷中世館(しそがたにちゅうせいのやかた)に入りこんで行ってきました。5年前に恐る恐る探検気分で行きましたが、やはり、一人で行くのは、気味が悪く、昼間でも、太陽の光だけが頼りです。それでも、本日は、何かをはっけんする意欲が勝(まさ)っていたようで、道なき道を進み、土塁のようなものに登ったりや穴・溝に足を取られたり、少年時代に友達とチャンバラごっこなどで山を駆け巡ったことを思い出していました。ここは、15~16世紀、土地の人々の生命と財産を守るために、地侍が住んだ、そうです、応仁の乱や山城國一揆の時代にこの地を守った地侍たちの館です。しかし、当時の暮らしで使用した出土品等の調査分析は完了しており、今ではその欠けらもありませんでした。時代が進み変わり、その場所でどんなことが起こり、暮らしていた人々がどう対応したのかをいつまでも忘れてはいけないと改めて思いました。とともに、何かをはっけんしたくて、また道なき道を辿ってみようと思っています。