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崇高な『共生思想・忘己利他』をあらためて学ばねばならない

2014-11-09 05:13:21 | 今思うこと
人間というものは、生まれ育った環境に大いに左右され、自己思想が形成される。生を得てから、戦争に明け暮れ、最も多感な時に終戦を迎えた、まさに戦中派にとって、自由・平等・平和というのものは、他と比較して、その思いは一段と強い。昨今の日中関係、集団的自衛権行使容認、原発再稼働、自然環境破壊等を考えると、今世界は、地球規模レベルで危機状態に陥っている。どの国も、グローバリゼーションを謳いながら、実質行動を起こしているのは、自国有利なナショナリズムの横行。日本には、『和』を尊ぶ、『草木国土悉皆成仏』(自然・生物共生)思想があったのだが、戦後最優先した、経済発展拡大に歯止めをかけられず、そういう社会環境において、日本独自の崇高な思想が失われたのではないか。今一度、『もうこりた(忘己利他)』の精神の市民・国民を増やし、世界中にその人間が増大していくことを望むものである。それは、明らかに、即実現することではなく、何十年、何百年、何千年もかかることかも、あるいは、実現不可となるかもしれないが、そういう世の中に向かって一歩、一歩、努力することが我々人類にとって生きる道であり最も重要なことである。

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