社会的な事件の被害にあうのが弱者である子供や女性が多いのは世の常。母子の無理心中で、子供4人が亡くなり、少年の遺体が川辺で埋められたり、芸能人の息子が強姦致傷容疑で逮捕と、聞きたくないような事件がこの平和な国でも相変わらず起こっている。特に、昨朝の事件は、お茶の間の人気者母子にかかわることだけに、ファンや関係者のショックは隠せない。大麻や暴行事件のあとは断たないが、母親が成人を過ぎた息子をどう立ちなおせるかの話が出てくるのが日本の国の甘さである。このような事件を犯すものにとっては、今まで何度か、それに近いことが起こっており、結局反省ができずに、再発したのではないか。被害届が出て初めて容疑者逮捕となる。相手の合意で、昔の芸能界では、このようなことを自慢話として、よく聞いた。努力の結晶か、また2世という特権で、現在の地位を得たけれど、胡坐をかき、驕り高ぶるならば、いずれこれに似た落とし穴が待っていることを脳裏に刻んでほしい。成人したものは本人の責任であることを今一度、学習願いたい。