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内容:地域活性化、歴史探訪、パソコン、野球

高畑淳子さんの誠実、真実を伝える姿に好感を持つ

2016-08-27 13:37:16 | 学ぶこと
強姦致傷容疑で逮捕された息子の母である高畑淳子さんの謝罪会見中継を観た。リスクマネジメントの視点や人間の心の持ち方という点で非常に優れ好感を持った。不祥事や事故の出来事を最大の誠意をもって対策・対応しようと思う真摯な心が明確に受け取れた。事件の真相を息子本人に正しく確かめ、捜査面で問題になることは、回答を避けたが、聞いている人たちへの理解納得できる言葉で回答できないことをしっかりと話をしていた。舛添のような、誤魔化し同じ言葉で逃げまくる幼稚な態度は一切見せなかった。被害者への配慮や自分の娘がそういう被害にあった時の思いは罪の意識の切実なるものがうかがえた。犯罪者の親も社会の悪者の極めとする、低次元な芸能記者の突っ込みはこちらまで嫌悪感を感じるが、それに対しても柔らかで聡明な回答であった。とにかく今お話しできる最大の真実を誠実に、こみ上げるものをこらえながら、お答えしていたと思う。バカ息子を救う母としての感情なども自分の言葉で遠慮しながら小さな声で精一杯表現していたのが、重たい会見を観ていて、ふっーと息をぬいたところであった。俳優という特殊な職業で、鍛えられたのか、このような事態が起き精神的にパニック状態でもきっちりと目と言葉で表現できることは、人間的に卓越したものがある。これから息子をどう立ち直らすのかなど、関心度は増すが、成人である息子本人の問題であり、自らが自律したまじめで真摯な心を持つための学びや努力をしなければならないと思う。最後に、高学歴で賢いと言われている、政治家の皆さん、今回の謝罪会見というのをよく学んでいただきたい。その根底は何かというと、誠実さと真実である。安倍さんの丁寧な説明というのは、舛添と同様、同じ言葉で何度も繰り返すことであり、そこには、誠実、真実ということが失語、そして死語となっている。

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