第九回のつつきはっけん研究会を開催。神君伊賀越えにおける、家康の通った堺~京田辺(草内の渡し)の道を精査・確認し合いました。著名な徳川実紀、信長公記などにも逃走路記述が出ていますが、今一、その真実性には納得ができません。非常に一次史料が少ないながら、各地には、多くの古文書(京都所司代報告、家譜)、言い伝えがあり、また、昔の現地の道を勘案し、現在の道を歩きながら、なんとか整理しました。その中でもほとんど記録がない、京田辺市内の詳細通過コースについて、地元の情報や現地の地形などを考慮し定めました。今後、逃走コースを決めた考えのプロセスを順を追って、整理しまとめて、10月4日の『つつきはっけん研究会』中間報告会(13時~中央図書館)で、発信したく思っています。研究会のメンバー6名がいろいろな思いや考えを出しながら、ドキドキワクワクの研究会がますます面白くなってきました。