リオオリンピックが始まった。スポーツ好きな自分としては、テレビにかじりついて観戦することになる。柔道では、男女とも三位になって、直後のインタビューでは日本人のいつものセリフである「申し訳ない」という言葉が出る。国民の期待を背負って戦うアスリートさんに今の時代、この言葉は、もう禁句ですよと言いたい。堂々と日本代表で選ばれ戦かったのだから『是非に及ばず』の心境で良いのではないかと思う。時間経過ともに、結果に対して笑顔が出てくる。なにしろ、世界で三番目になったのだから、胸を張って帰ってきてほしい。重量上げの三宅宏実選手は、腰痛悪化に耐えぎりぎりのところで頑張り、銅メダル。もうだめかという気持ちを父が支えた。インタビューで「東京も頑張って」と言われ、その父がおどけて、前のめりにこけそうになったが面白かった。