英語道(トラスト英語学院のブログ)

長野県伊那市の英語塾「トラスト英語学院」の塾長ブログです(^^)/
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感覚からの脱却

2024年06月08日 | 指導現場にて

各高校、定期考査が近づいてきました。特に高校1年生にとっては高校最初の定期考査なので、緊張感もハンパないようです(^_^;)

多くの高1生の英文法のテスト範囲が文型や時制なので、既に当塾では指導し終えているところですが、確認のためにいくつか問題を出してみると、その解答が心許ないことに不安を覚えました。

「なぜその答えになった?」と問うと、多くの生徒が「発音的にこっちの方がしっくりくるから」とか「前半に will があるから」とか、全く的外れで、感覚で解答しているのに驚かされます。

毎年思うのですが、授業で習ったことが生かされておらず、正解すればOKという生徒は、その後の学力は伸びません。なぜなら、正解したとしても、なぜその答えになるのか論理的に説明できなければ、それは本物の知識ではないからです。

その答えになるには必ず根拠が存在します。自分が先生になったつもりで、その根拠を説明できるか?できなければ、その知識は砂上の楼閣( a house of cards)です。

 

I don't know when he ------ tomorrow.

(A) comes

(B) will come

(C) came

(D) to come

 

この問題の答えは (B) ですが、なぜ (B) なのか根拠を端的に言えますか?こんな単純な問題でも、英語は奥が深いのです。

 

我が家の庭ではアルストロメリアが咲き始めました。実はJA上伊那はアルストロメリアの生産量日本一なのです。高校生はテストが近くて大変ですが、周囲を見渡し、季節の移ろいを感じられる感性を持ちたいですね。高校生の頃の私は、そんな感性は微塵もありませんでした・・・(-_-;)

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