英語道(トラスト英語学院のブログ)

長野県伊那市の英語塾「トラスト英語学院」の塾長ブログです(^^)/
〒396-0023 長野県伊那市山寺305-16

当たり前にあるもの

2016年03月12日 | 閑話
昨日は冷え込んで、学院でも久しぶりにストーブを焚きました。5年前も寒く、同じように小雪が舞っていたように思います。

自宅駐車場の雪

昨日のメディアは震災一色でしたが、車の中で聞いていたラジオで、あるパーソナリティーが「当たり前のことが当たり前にあることに感謝しよう」と言っていました。

普段の何気ないこと、当たり前にそこにあることこそ、最も大切です。家族、仕事、健康、趣味・・・。自分の身の回りのものを当然と思わず、感謝する気持ちを持つ。

I won't take it for granted.

ディカプリオがオスカーの受賞スピーチで言っていた言葉です。


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5年前の想い

2016年03月11日 | 閑話
5年の月日が流れました。あの日から私たち日本人は変わったのでしょうか。

激しい揺れ、巨大津波、続く余震。あの時の恐怖や想いが風化しているように思います。そして、国を指揮する政治家は、相変わらず自らの利権の維持に躍起になり、いつまでもカネと癒着している状態。

見た目には復興しているところもある。でも、あの時の気持ちと心はなくなり、むしろ荒んでしまったのではないか?

5年前の今日も金曜日でした。そして、その二日後に予定されていたTOEICは中止となりました。今年も明後日の日曜日にTOEICがあります。5年前の想いをしっかりと胸に抱き、受験できる状況に感謝して問題と対峙するつもりです。そして、そこで感じたことを英語指導という現場で社会に還元していくことが、私の務めです。

頑張ろう、日本。あの時の想いを胸に・・・。


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合格速報!

2016年03月10日 | トラスト英語学院
国公立大学二次試験前期日程の合格発表が行われました。私立大学を含めた、今年度の合格速報です。

【国公立大学】
・東北大学 農学部
・東京外国語大学 言語文化学部
・千葉大学 教育学部
・山梨大学 生命環境学部
・長野県看護大学 看護学部

【私立大学】
・津田塾大学 学芸学部
・日本大学 生物資源科学部
・東洋大学 生命科学部 / 文学部
・国際医療福祉大学 成田保健医療学部
・玉川大学 観光学部
・大東文化大学 外国語学部
・桜美林大学 グローバル・コミュニケーション学群

素晴らしい結果を残してくれた生徒たちを誇りに思います。結果を残そうとして己と戦う彼らのその姿こそ、私の仕事に対する情熱の原動力です。

昨日は親子でわざわざ合格報告に来て下さったご家庭もありました。その感動の現場を、授業中だった中学生や自習に来ていた長男が偶然目の当たりにし、勉強に対する最高のモチベーションになったと思います。結果を残した身近な先輩の姿にこそ、将来の自分の姿を重ねることができるからです。


まだ国公立大学二次試験後期日程・別日程が残っています。受験生諸君、これまでの努力を自信に変え、最後まで全力で走り抜けよう!そして、共に感動を分かち合いたいと思います。
指導者は私一人という小規模な英語学校・トラスト英語学院。しかし、ここにはやる気に満ちた向学心あふれる生徒たちが集い、英語を通して己の人生を切り拓こうと努力しています。




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春・springboard

2016年03月09日 | 指導現場にて
昨日は蒸し暑いくらいの陽気で、学院内のハイビスカスが再び綺麗に咲きました。
「このまま春よ来い!」と思っていたら、嬉しい“春”の知らせが本当に来ました!

高3生が東京外国語大学に合格!
小学生が英検3級に合格!
そして、春期集中講座や新学期のお問い合わせも数多くいただきました。

冬を耐えて乗り越えた者にのみ、春という結果が訪れます。そして、新たな自分へ向けて成長を始めるのも春です。昨夜のグループ授業では、高校生たちが3月に行うべき各自の目標を発表し合い、成長を誓いました。公言することで実行力が高まります。彼らがどんな春の芽を出してくれるか、今から楽しみです。


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人生の扉を開ける時

2016年03月08日 | 指導現場にて
国立大学二次試験の結果が発表され始めました。合格を勝ち取り春からの新生活に心躍らせる者がいる一方で、希望の結果を得られず、浪人という選択をする生徒も毎年います。そんな時に思い出すのが、今から24年前に録音された一本のテープ。ラベルには「潮田五郎の英語(最終回)」の文字。
私の英語力の礎を構築してくださったのが、代々木ゼミナールの潮田五郎先生。受験も間近に迫った1992年1月27日。前年の4月から受講してきた潮田先生の「総合英語ゼミ」の最終回を録音したものです。

以下のようにお話しをされ、最終回の授業を締められていました。
・・・、まあ、浪人の人は今年は必ずどっかに入らないといけませんね。いつまでもこんなところ(=代ゼミ)に来ているようでは駄目です。まあ、現役の人はもう1年ぐらい来てもいいとは思いますが(笑)。できたら自分の志望校、たとえ入れなくても、二番目、三番目、四番目のところからお迎えが来たら行ったらいいですよ。ますます世の中受験の点では不利になっていくような気がしますから。早く大学生になって新しい勉強に励んだらいいと思いますね。まあ、最終的には君達自身が決めることですけども。
ということで、いい結果を待っていますよ。春休みの講習会はまたここに来ていますから、その頃にはもう結果が出ているでしょうから、いい結果があったらチラッと立ち寄って「ここへ入りました!」っていう風に聞かせてください。それが楽しみの一つですから。
Good luck! Never come back! さようなら。

第一志望に受からなかったとしても、第二志望で次の目標へ向かってスタートを切ればいい。第三志望で新たな人生の時を充実させればいい。もちろんこれは、第一志望合格を信じて頑張ってきたものには受け入れられない言葉かも知れません。でも、歳を重ねて感じることは、どんな環境でも出来る限りの最高の選択をし、努力を続けたものには、その後の人生で何ら変わらぬ結果が待っているということです。

私は幸いにも二浪をして第一志望に合格できました。その合格があったから今の仕事があり、現在の自分がいると思います。でも、あの時の行動は若気の至りと言われてしまえば否定はできません。どんな環境下でも努力できる姿勢があれば、将来の結果はたいした違いはないと思います。結局、大学受験とは、その努力できる姿勢が培われる人生の一ステージのような気がしてなりません。

どんな選択をするかは、受験生の君たち次第です。でも、どんな選択をしようとも、受験を通して培った努力する姿勢だけは、どうか忘れないでください。


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自分流に自信を持つ

2016年03月07日 | 英語勉強法
第208回TOEICが今度の日曜日に行われます。この一週間をどう過ごすかは学習者それぞれですが、他事に迷わされず、自分流のやり方に自信を持って過ごすことが大切だと思います。社会人であれば、異動の年度末であり、忙しさに拍車がかかる時期です。勉強時間が十分に確保できないのは当然のことかも知れません。だからこそ、隙間時間をうまく使って、「これだけはやった」という自信を持ってもらいたいです。

私の場合は、毎日の音読は当然ですが、空いた時間にCNNとBBCで生の英語を大量に浴び、加藤先生の『900点特急 Ⅱ』を繰り返し、新形式対応公式問題集のパート7を解いて、本番に慣らそうと思います。TOEICのスコアは、付け焼刃的な勉強では変わりません。普段の勉強姿勢と実力がそのまま表れます。
自分が敷いたレールを信じ、毎日少しずつ淡々に進のみです。頑張りましょう!


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塾歴社会の中で

2016年03月06日 | 指導現場にて
『ルポ 塾歴社会』を読了。
塾歴社会の王道として「サピックス → 一流中高一貫校 → 鉄緑会 → 東大合格」を挙げ、その功罪を詳細な取材で裏付けしています。

現在の都市部を中心とした塾の勢力図が分かり、小学生のほとんどが地元の公立中学に進学する長野県のような田舎に暮らす者にとって、中学進学後の6年後の大学受験で、このようなライバルと闘わなければならないと危機感を持たせてくれます。

ところで、私は常々、私自身の受験生時代にあったのに今の学生からは感じられないものがあると、指導現場に身を置きながらずっと感じていました。しかし、それが何なのか?そのモヤモヤ感が本著の140ページを読むことで、一掃されました。
昔は、どんな参考書や問題集を使って、どんな風に志望校対策をするのかを自分で考えたもの。どう段取りを組むのかというところまでを含めて受験勉強だった。結果的に総合的な人間力を試すことになっていた。(中略)入試の結果には、単なる知識量や学力だけでなく、作戦力や実行力、そして執念までもが反映されていた。しかし今、子供たちは大人に与えられたものをやるだけになっている。」
(『ルポ 塾歴社会』140ページより引用)

私自身が大学受験の時は、この“総合力をいかにして高めていくか”というプロセスを、多くの受験生が楽しんでいたように思います。第二次ベビーブームなんて何のその。第一志望の偏差値が高かろうが、倍率が何倍になろうがそんなことは無関係。第一志望に合格するために、己の信じ、出来る限りのことをする。

代ゼミ時代の私(向かって右)

最近の高校生はこの「総合力」を高めるパワーがないのです。少子化、そして全入時代の到来による時代の流れかも知れません。でも、その総合力は社会に出てから必ず生かされます。

大学受験を通じ、その後の人生を生き抜く基本的な術を身につけてもらいたいと、切に願います。


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2020年の大学受験英語

2016年03月05日 | 英語勉強法
現在の中2生が大学受験をする2020年に、大学入試が大きく変わります。最近は今後の業界動向を研究する時間を取っておりますが、大学受験を控えている子ども達のために私にできることを考えていると、自然とSWOT分析となり、自分の強みと売りが見えてきます。

しかし、私自身の英語力と指導力はさておき、我が子が入試改革の影響を受けるという事実こそ、実は最高のアドバンテージかもしれません。

いずれにしても、英語に関しては積極的に検定試験を受けていくことは絶対です。発信型の英語力を含め、今まで以上に本物の英語力が求められています。最近のデータでは、高校卒業時に英検3級(=中学3年生修了程度)の英語力を持っている高校生は3割程度と言われています。国際化が言われて久しい中で、これでは国も慌てるはずです。ちなみに、英検3級では残念ながら、アメリカで英語で十分なコミュニケーションをとることは出来ません。準1級程度の英語力でようやく何とか通じる、というのが私の経験論です。

発信型の英語力を重要視するあまり、読解力が落ちてしまっては旧の木阿弥。まずは確固たる文法力を礎にした英文構造把握力を身につけることが大切です。

Seattle


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リビングに大字典

2016年03月04日 | 子育て
昨日はポカポカ陽気の一日でした。今日も春めいた穏やかなお天気になりそうです。
庭の福寿草も顔を出し、春が近づいていることが実感できます。

明日が啓蟄ということで、「虫出しの雷」「蠱惑」「蚯蚓」等々、虫に関連した言葉がテレビで紹介されていて勉強になります。こんな時はリビングに置いてある『新漢和大字典』が大活躍します。
長男の10歳の誕生日にプレゼントした2,222ページの分厚い字典ですが、事あるごとに手に取るようにしています。子どもの学習習慣は、何気ない家庭環境の中から培われます。


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壁を超える3月

2016年03月03日 | 英語勉強法
各高校は期末テストも終わり、今週は卒業式。そして、来週は高校入試があるため5連休のところがほとんど。そして、終業式、春休みと続くため、高校1・2年生は自由に使える時間が多くなります。

この時期こそ、普段は徹底してできないことに取り組むことができます。自分の壁を超え、新しい自分を見つけるために、何かを徹底してやりこむことが望まれます。

一冊の単語帳を完璧にする。
『Next Stage』のイディオムを完璧に覚える。
第一志望の赤本を解き、その英文を100回音読する。

何でもいいと思います。「3月中にこれをやる!」と決めたことを、徹底的にこだわってやり通す。そうすると、目に見えないけど確かに感じてきた己の中の壁を超え、今まで出会ったことのない自分に出会えるはずです。

東京大学 本郷キャンパス
変われるチャンスは、いつでも、どこにでもあります。要は、そのチャンスを生かし継続できるか?単純なことです。


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