沖縄での一人暮らし

延べ8年間、沖縄で一人暮らしをしました。歴史・自然・文化を伝えます。

プーシキン美術館

2005-11-21 | 浜松のくらし
東京都美術館で開催中のプーシキン美術館展に行ってきました。
ロシアの詩人プーシキンは絵も描いていたのか?と思ったら、ロシア2人のコレクションがロシア革命で国有化され、プーシキン没後100年を記念して美術館の名前になったようです。
「印象主義 モネ・ルノワールとその周辺」ではモネの白い睡蓮、シスレーのオシュデの庭、ピサロのエラニーの秋の朝が惹き付けられました。クロード・モネ「白い睡蓮」
「マティスとフォーヴィスム」ではマルケの街路樹にかかる太陽、マティスの金魚ですね。マルケ「街路樹にかかる太陽(パリの太陽)」
話題の金魚は意外と大きな絵です。アンリ・マティス「金魚」
金魚の作品を取り囲んで見ている人々も含めて絵になっていました。輸入されたばかりの珍しい金魚鉢の周りに集まり覗き込む当時の人々の姿は、40年ぶりに実物を紹介された金魚の作品の周りに集まり覗き込む今の人々の姿と重なります。
混雑しているので流れに流されずに、後ろのイスに座り人の流れが切れたときにじっくり細部を見るといいと思います。プーシキン美術館展