4月19日(土)15時半から、綾部市民センター(並松町)にて、シンポジウム《土・水・火・空を問う》が開催されます。
コー ディネーターには、鎌田東二さん(京都大学こころの未来研究センター教授)。
パネリストは金子啓明さん(興福寺国宝館館長・東京国立博物館名誉館員)、紀藤 正樹さん(弁護士、オウム真理教被害対策弁護団)、四方八洲男さん(前綾部市長、水源の里全国協議会顧問)、島薗進さん(上智大学教授、東京大学名誉教授、元日本宗教学会会長)が務められます。
「政教分離」という考え方は、我々日本人が戦後に刷り込まれた「固定観念」なのかもしれません。
なぜなら、先進国、発展途上国問わず、世界の多くの国々が「政教一致」もしくは政治と宗教が絡み合った国体を持っているからです。
今の時代に危機感を抱き、これをどうやって希望に満ちた未来に向けていくのか、宗教学者、宗教家、芸術家、思想家、法律家、政治家、芸術家、経済人、科学者などが集まりました。
4月19日の綾部でのシンポジウムをきっかけに、《新日本研究会》が発足する運びとなりました。
「政教分離」によって、政治(体)と宗教(心)が分離させられているのが今の日本で、それゆえ、「漠然とした不安」に苛まれ、若者に希望ある言葉を語りかける指導者の不足が停滞感、倦怠感につながってしまっているのではないか、という思いで、宗教者や宗教学者が政治や社会に物を申していく、新たな挑戦です。
行動には責任がついて回ります。
今回の知事選や府議補選で、綾部以外の都市部で街宣車に乗り、政治と有権者の「距離感」を改めて認識しました。
今回の選挙も低投票率が言われています。都市部では、4割にも満たない有権者の投票で、10割の府民の意思が決まっているという現実。
4月19日。日本を代表する講師の先生方が「綾部」の地を発足イベントの場所として選んでいただき、今まで実現したことのなかったメンバーでの記念すべきシンポジウムが行われます。
私も《あやべ魅力の会》の会員として、イベントのお手伝いをさせていただきます。
入場無料ですので、ぜひ、多くの皆さんのご参加をお待ち申し上げております。
お問い合わせは、四方源太郎までお気軽にどうぞ。